昨日の函館競馬場のメインレース、函館スプリントステークス(G Ⅲ・芝1200m)にアーバニティが出走しました。
単勝4.7倍の3番人気、パドックでは気合い乗りも良く見えました。
馬体重は8kg減の498kgで、この馬にしてはちょっと減り過ぎのような気がしましたが、パドックは、素晴らしく見えました。
鞍上は横山典弘Jで、大いに期待して自宅のテレビでレースを観戦しました。
レースは、いつもと比べるとやや遅れ気味でスタート。
いつもは、少し押して2~3番手を追走しますが、今回は行き足がつかないのか、わざと行かないのか、中団やや後ろでレースを進めます。
この段階で、???・・・あれれ?といったレース運び。
そして、4コーナーから直線。
10番手位から、外からジリジリ追い上げますが、切れるような脚は使えず、5着まで追い上げたところでゴールでした。
こういった追い込みを仕掛けたレースは初めて見ましたが、アーバニティには向いていないと思いました。
それに、5着までに入った馬では、アーバニティのポジションが一番後ろで、やはり、先行好位に着けていないと、スプリント戦は厳しいように思いました。
ちょっと期待外れのレース内容とレース結果でした。
それでも、何とか掲示板を確保したので、この馬の自力は示したのかと思います。
社台RHのHPより
2010/7/4 函館競馬場
7月4日(日)函館・函館スプリントS(G3・芝1200m)に横山典弘騎手56kgで出走、馬体重は8kg減の498kgでした。レースでは、ひと塊の展開の中で、中団馬群の中を追走していきました。4コーナーで外に出していざ直線に向きましたが、弾ける伸び脚が見られないまま差を詰めただけに留まり、最後は勝ち馬から0.6秒差の5着に終わっています。レース後横山騎手は「溜めていったわりには、伸び切れませんでしたね」と振り返っています。古賀師は「もう少し前につけてもよかったかもしれませんね。使いながら状態が上がっていましたし、今日の結果はなんともいえませんが、洋芝は合っていると思います。レコード決着だったように、今年の芝は短く刈り込んで時計が出ている感じです。無理せずこの後社台Fに放牧して、8月29日(日)札幌のキーンランドC(G3・芝1200m)あたりが適鞍かと思います。8月1日(日)函館のUHB杯(OP・芝1200m・ハンデ)もありますが、体も減ってきていますし、ハンデ戦もどうでしょうかね。まずは状態を見ながら、じっくり検討していきましょう」と語っています。