一口馬主とトライアスロンを楽しむ

一口馬主歴17年(現在は社台、サンデーのみ)。脱メタボで始めた運動が、今はトライアスロンを。お気楽な40代男のブログ。

第25回青島太平洋マラソン(4)

2011-12-25 14:25:47 | ラン
今回で、青島太平洋マラソンの最終回です。

僕のレポートを、初めて読まれる方は長いと思われるでしょうが、例年の青島太平洋マラソンのレポートと比べると、超短編で終わっているんです。

ウダウダはこの辺で置いといて、本題へ。


30kmの給水所に到達直前、再び、アスリートソルト5~6粒と、ここでジョミを1本摂取し、給水所到達。

アクエリアスと水を1杯づつ飲み干し、再び走り始める。

相変わらず、イルカちゃんと思しき選手との差は縮まらない・・・

清武川を渡ると、すぐ左手にゴールのあるサンマリンスタジアムがある。

ふたたび、次女と家内の応援。本日3度目の応援!

さすがジモティー、裏道を知り尽くしている。

そこで、初めて家内から「パパ、顔白いよ(笑)」

また、やってしまった・・・

芸者ガールズラン・・・

とは言っても、2年前の宮古島トライアスロン程はひどくなかった。

バイパスから降りて、宮崎県運動公園の中に入る。

まだ、脚は上がっていない。キロ4分30秒イーブンの感じでは走れている。

運動公園内の駐車場の中を走る。すぐ左手にゴールが・・・

しかし、ここから運動公園を抜けて青島神社の折り返しまで、離れて行かなければならない・・・

かなり、精神的ダメージを食らう・・・

このコースは3回目なので、覚悟が出来てるだけあり、ダメージは軽微ですむ。

運動公園内の32km付近で、スイカランナーを約20m前にようやく発見!

ペースはだいぶ落ちているようだ。

去年は復路のバイパスに入る源藤の交差点を過ぎたところ(23km辺り)で追い抜きましたが、

今年は、ここまでかかった。

さすが、阿蘇と四万十のウルトラマラソンを完走され、他の大会にも多く出場されていて、走力も格段に向上されている。

それも、スイカをかぶって・・・

アンビリーバブル!!

正直、追いつけるとは思っていなかった・・・

追い抜き際に少し会話をして、お互い自己ベスト更新はほぼ間違いない状態であることを喜び合いながら、

「それではゴールで!!」と健闘を誓い合う。

運動公園内の33km地点辺りに、給水所。

ここでも、アクエリアスと水を摂取。確か黒砂糖もここで摂ったような記憶が・・・

この給水場で、イルカちゃん発見!!

ようやく追いついた!!!

かなりニヤつきながら、声をかけようようと近づくと、

・・・・・

・・・・・

お、男だ・・・

イルカちゃんもどきだ・・・

かなりクラッときながら、気を確かめながら、寸でのところで立ち直る(汗)

イルカちゃんもどきを、この給水所で抜き、青島神社を目指す。

運動公園を抜け、トロピカルロードに入ったところで、コーチとすれ違う。

街中の江平ですれ違った時の、リラックスした感じが消え、かなり戦闘モードの表情をしている・・・

どうやら、途中でスイッチが入ったらしい・・・

それから、チョットしてワイナイナとすれ違う。

加江田川にかかる、レインボーブリッジだか、トロピカルブリッジだか名前を忘れましたが、ここまでくると、このアップダウンがしんどく感じる。

35km地点を通過。去年はこの前後からペースを上げて、最後足が攣って結局大きくタイムロスをした苦い経験が・・・


31km 4'29"
32km 4'29"
33km 4'28"
34km 4'30"
35km 4'32"

ここは、去年の反省を生かして、もうしばらく慎重にペースメイクを心がけます。

ただ、ここまで自分としては良いペースで走っているためか、

ここからペースアップして!!というほど体力的にも脚にも、お釣りがあまり無いことを徐々に感じ始めました。

気持ち、ペースを緩めます。

運動公園から青島神社入り口まで往復するトロピカルロードは、道幅が狭くなります。

さらに、ハーフマラソン出場者とも合流して(それも歩き始めているような選手達)、選手密度が高くなります。

いちおう、右側を走りましょう(左を空けましょうの意味だと思いますが)と、選手のマナーを呼びかける看板はありますが、歩いているような人たちには、そのマナーは全く意味をなしていません。

コースが狭いうえに、左側を歩く者や、二人、ひどいものでは三人が横並びでしゃべりながら歩いている光景を見かける・・・

そこを、縫うように抜かなければならない・・・

脚の疲れを最も感じる35km過ぎで、これは結構堪えます・・・

これも、青太の試練というか醍醐味と思いながら走る。

青島神社の折り返しの手前の給水所で、ドリンクを飲みながら脚をストレッチ。

ここは、名物日向夏ゼリーがあるエイドですが、ドリンク以外はコースから少し外れたところにフードエイドがあるので、ゼリーは断念。

ここで、脚をストレッチをしたため、少し時間をとられたが、トロピカルロードをキロ4分30秒台で走るよう心がける。

青島神社入り口の折り返しを過ぎると、はるか前方にゴールとなるサンマリンスタジアムの照明塔が見える。

快晴の青島海岸は、良い波が押し寄せ、サーフィンを楽しむ人々やら、砂浜で遊ぶ子供達。そして、美しい日向灘。

ペースを確認しながら、前へ前へ。

これから青島神社へむかういなっちゅやひろのくん、みきさん等々とすれ違い、声を掛け合いモチベーションを上げる。

加江田川の河口に架かる橋が事実上最後のアップダウン。

橋を渡りきり、ゴールのある県運動公園内に入る。

そして、間もなく40km地点を通過。

脚はあがっていないが、ペースアップが出来るほどの余裕も無い。


36km 4'32"
37km 4'47"
38km 4'38"
39km 4'39"
40km 4'33"

とにかく、このペースで粘れば、今の自分としては満足、いや出来過ぎのタイムでゴール出来そう!

41km 4'38"

オールスポーツのカメラマンがいるポイントを機嫌よくガッツポーズをしながら通過。

去年は、両脚が攣ってポーズをとる余裕が無かった場所・・・

体力的にかなりきつくなってきたが、なるべくペースを落とさないよう走る。

あともう少しで、サンマリンスタジアムの外周というところで、さとっちをパスする。

後半急に調子が悪くなったみたいで・・・

フルマラソンはこれが怖い・・・

そして、サンマリンスタジアムの外周にたどり着く。

ここにたどり着いたランナーは、この大会の完走を確信しながら、最後のサンマリンスタジアムの外周を走り、ゴールする。

いわば、ウイニングランです。

しかし、毎回思いますが、この最後の外周が長い・・・

スタジアムの外周なので、ゴールゲートも見えないし、

あれ?

まだ??

あれ・・・

ウイニングランに嫌気が差してきたところで、ゴールゲートがようやく見えて、ゴールです。

今年は、スタジアムの外周を2周ぐらいするつもりで走ったので、最後の最後、つらく感じる事無くゴール出来ました。

タイムは3時間12分06秒

ネットタイムは3時間11分27秒でした。

自己ベスト3時間19分00秒(ネットタイム:3時間18分46秒)を大きく更新!

目標としていた、3時間15分も余裕のクリアとなりました。


直ぐに、さとっちがゴール。

しばらくして、ニタワキ夫妻がゴール。レース途中、自分の少し前をずっと走って、正直なところ、レースを引っ張ってくれた。この夫妻なしでは、今日の走りは出来なかった。感謝を込めて握手。

そして、少しして、スイカランナーのかつさんもゴール。

かつさんも、3時間14分台でゴールされ、自己ベストを大幅に更新!!

スイカをかぶってのこのタイムは驚異的です。

前半、抜かれてから、後半に抜けるようずっと目標にさせていただき、おかげで、モチベーションを高く維持できました。

また、スイカのかぶり物が目立つので、大変助かりました。

そして、35km付近で抜いてからは、かつさんが、ずっとぼくが見えていて頑張れましたと言って下さり、大変嬉しかった。

この大会で初めて言葉を交しましたが、大変心の穏やかな、素敵な方でした。

お互いの自己ベスト更新を称えあい、固く握手を交すことが出来ました。

こういった爽やかな縁が広がる・・・

スポーツイベントの醍醐味ですね!

ホントに、ホントに、

楽しい、楽しい、

自分にとって、いろんな意味で、

貴重な、素晴らしい大会でした。


こころから、大会関係者、ボランティアの方々、沿道で応援してくださった方々をはじめ、

自分にとって、大変すばらし大会に携わっていただいた全ての方々に対し、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

本当に、楽しい一日を有難うございました。


P.S. 大会直後、前の職場でいろいろとお世話になった方の運動公園すぐ傍の御実家でいろいろとご馳走になりました。久しぶりに皆さんと会ってお話が出来て、楽しかったです。有難うございました。

書いているうちに、いろんな思いが溢れ出し、またまた、ダラダラと長くなってしまいました。

ここまでお付き合いくださり、有難うございました。