南九州が梅雨入りしたようですね。
しかし、このレポートは、4月24日の早朝の出来事をレポートしています。
宮古島の天気は快晴でした。
相変わらず、のんびりとマイペースで進みます。
それでは、2011ストロングマンレポート(13)の始まりです。
スイム会場に、いなっちゅとふたり歩きながら向かう。
快晴、海は穏やか。風もほとんど感じない。
気温は、暑くもなく、湿度も低そうで、快適な感じ。
去年までなら、だんだん緊張感が高まっていた記憶がありますが、
今年は、かなりリラックスしている。
薬の影響か、マカハニーのおかげか、一緒に歩いているいなっちゅの醸し出す独特の雰囲気のお陰か???
スイム後に潮を落とすシャワーブースを右目に通り過ぎ、
「ここを過ぎると、もう戻る事は出来ません。」とアナウンスしているビーチの入り口の階段を下り、
ついにスタート地点である、前浜ビーチに到着。
もう、すでに多くのギャラリーが後ろにいる。
スタートまで、あと約15分。
かなり多くの選手がスタート地点に集まっている。
いなっちゅとは、健闘を誓い合い、ここで別れる。
そして、とりあえず海に入り水温を確かめる。
ちょっと冷たく感じる程度。恐らく、泳ぎ始めるとちょうど良い水温か。
ゴーグルをして、軽くほんの10mほど泳ぎ、引き返し浜に上がる。
そして、スタート地点に到着。
いよいよ、第27回全日本トライアスロン宮古島大会スタートまで10分足らず。
少なくとも4ヶ月以上、この日のためにトレーニングを積み重ねてきました。
トレーニングスケジュール上の小さなトラブルがあったりで、100%とは言えないかもしれないが、自分なりには、出来るだけの事をしてきたつもりです。
今回は、ランをメインに、ラン、バイクの強化に取り組んできました。その成果が出るか、来年の課題として残るか?
その分、例年になくスイムは泳げていないので、
今回のスイムは、リラックスして泳ぎ、出来るだけバトルには巻き込まれない。
55分くらいで帰ってきて、去年より遅い分は、トランジットを出来るだけ早くして、その分を取り返す。
そして、バイクへつなげる。
スイムに関しては、こんな感じのプラン。
スタート地点で、誰かいないかと周りをさがす。
というより、コーチがどこにいるのかさがす。
いつも、コーチの近くからスタートすれば、ポジション的には間違いない。
いたいた、コーチ。
すると、近くに、こうたん、ばかぼんさん、いるかさん、ひろちゃんの姿が。
スイムに自信のある、いるかさん、ばかぼんさん、ひろちゃんらは、いつものように先頭からスタートする。
そして、自分は、スタートライン中央やや右寄りの2列目でスタートする事を決断。
何か、アナウンスで「エイエイオー」だか何だか言っているが、何を言っているか分からず、
適当に周りに合わせ、
「フェイエーフォー」と言って拳を挙げる。
スタート3分前のアナウンス。
スタートラインの目印であるコースロープが引き抜かれ、俄然緊張感が高まる。
スタート2分前のアナウンス。
さっきまで喋っていた選手たちも、だまってこれから泳ぐ海を見る。
ほとんどの選手は、黙って、静かになる。
1分前のアナウンス。
最前列が押し出されるように少しづつ前にで始める。
ゴーグルを着け、ズレが無いか確認。
去年までは、気持ちの高まりに酔っているような心地よさを感じていたが、
今年は、とにかく高揚感もなく、リラックスしている。
しばらくして、
後方から、パ~ンという乾いた音。
いつものホーンの音ではない。
しかし、最前列はこぞってスタート。
あれ?とは思いながら、自分もつられて泳ぎ始める。
こんな感じで、第27回全日本トライアスロン宮古島大会はスタート。
皆さん!待望のレーススタートです。