二年ぶりのハーフマラソンも、残り3キロ。
とにかく、このまま押し切ってしまおうと、心に誓う。
最後の陸橋をクリアし、ラストスパート。
と時を同じくして、右の太ももの裏の筋肉がピクピクし始め、攣る兆候が現れる。
が、どうすることも出来ないので、とりあえず行けるとこまで行く。
救いは、ゴールまでほぼ完全にフラットなコース。
19km地点。キロ4分27秒。
タイムは、さほど伸びていないが、息が上がり始める。
あいかわらず、太ももの裏のピクピクは続いている。
疲労が蓄積してきているためだと思われる。
残り、2キロ。根性で行けるとこまで行こう。
国道から、左にそれて、住宅街を走りぬける。
ゴールのある日南運動公園陸上競技場まで、もう少しだ。
息が上がりながら、走っていると、随分前に抜かされた背の低い高校生らしきランナーの姿が見える。
だいぶバテテいるのか、スピードが落ちている。
どんどん、差が縮まる。
コースが左に折れ、競技場目前だ。
その高校生らしきランナーを捉え、抜く。
すぐに、20km地点の表示。
20km地点。キロ4分26秒
まだ、90分は切っているが、1時間29分台。
何とか、95分は切りたいものだとごちゃごちゃ考えながら走っていると、
高校生らしきランナーが追いすがって来ている事に気づく。
酒谷川を再び渡る。
スピードを少し上げ、振り切る。
日南振徳商業高校の前を、スピードを緩めず走る。
どうやら、あきらめたようだ。
何か気分が悪くなってきた。吐きそうだ。
かなり久しぶりに、運動していて吐きそうな気分になる。
ペースを若干落とすが、前を行く人たちをどんどん抜いてゆく。
そして、日南総合運動公園に入り、陸上競技場に向かう。
いつもスイムの練習会で一緒に泳ぐ、S川さんが声をかけてくれて、最後のひと踏ん張りの力をくれる。
陸上競技場内に入り、トラックを1周。
足は、攣らずに何とか持ちそうだ。
が、スピードを上げるだけの余裕がもう無くなっている。
前を行く人を詰めることが出来ないまま、ゴール。
最後に1.0975kmを5分02秒。
記録1時間34分53秒
一応、目標はクリアし自己記録更新はしたものの、結構バテバテでゴールし、
3週間後の青島太平洋マラソンのフルマラソンを走ることに、不安が残る結果に。
やはり、夏の練習不足を実感。
あと、3週間の間に走り込まないと・・・という事がよくわかりました。
その後、フィオーレのメンバーと合流。
お弁当、豚汁、おぜんざいを炊き出しをしている昼食会場である、おびすぎドームで食べる。
参加総数1000人を超える規模の大会で、これだけ充実した昼食を用意してくれるのは、凄いことです。
メチャ旨の豚汁や、小豆たっぷりのおぜんざい。最高です。
はまゆうポークの振る舞いは、残念ながら終わっていましたが、それでも、出場者を温かく、大切に思って下さっている、大会関係者やボランティアの方々の思いがヒシヒシと伝わってきます。
感謝の気持ち込めながら、頂きました。
青島太平洋マラソンもそうですが、つわぶきハーフマラソンも数多くの高校生のボランティアが参加してくれています。
快い受け答え、爽やかな振る舞い、いまどきの若者も捨てたもんじゃないと、いつもいつも感じる。
ということで、快い挨拶をしてくれたボランティア女子高生たちと写真を一枚。

イエーイ!!!
エロオヤジ丸出しです。
参加賞の温泉券を使い、インチョーとM下さんとで、日南かんぽの宿の温泉に行きで、汗と疲れを落とし、家路につく。
という事で、2年ぶりのハーフマラソン、
目標は達成し、自己記録は更新出来たものの、
3週間後のフルマラソンに向け、不安を残す結果に。
でも、楽しく充実した1日でした。
おしまい、おしまい。