常楽院

福島県南会津町 真言宗

蜘蛛の芸術

2017-09-14 | Weblog
 朝焼けがとても綺麗な朝でした。でも今は曇り始め、台風が「そっちにもいくよ。」と言っているような空の色になってきました。
 台風の季節、ひどい被害が出ないといいなー。

 
 先日の小雨の上がった朝、草むしりに出ると屋根の所に綺麗な蜘蛛の巣が・・・
 細い糸がルールに従って編みこまれていて、そこに雨水が留まり『すごいなー、きれいだなー』なんて見とれてしまいました。
 線路も何も無い空中で、蜘蛛はどうやって糸を張っていくんだろう??? 芸術だな!

 芸術といえば以前あやなみさんがコメントして下さった、桃山時代の最高傑作と言われる智積院の障壁画、落ち着いた中の華やかさ(従業員の個人的な感想)本当に芸術ですよね。
 従業員は書も絵も苦手です。子どもが小さい時「お母さんライオン描いて。」と言われ、頑張って描いたのに「これライオン?犬にしか見えないよ。」とがっかりされたり、写経で手本をなぞっているのにそのとおりに書けずどうしても自分の字になってしまったり。才能のかけらもないのです。
 でも、そういうものを見たり聞いたりするのは大好き。ワクワクします。
 従業員の傑作って何だろう。
 ちょっと不ぞろいの、個性豊かな子どもたちかな(?)」

 才能ゼロと思いつつも、世界中のすべての子どもたちが幸せで豊かな人生を送れることを願って「般若心経」百巻を目指して書いています。それがなかなか進まず、百巻達成は何時のことやら・・・