常楽院

福島県南会津町 真言宗

もりあお蛙の卵?

2017-06-08 | Weblog
 境内の蓮の樽から蛙の鳴き声が賑やかに響いています。 数日後、その樽に泡状の丸いものがついていました。これは何???

  

 来客の方が「これ、もりあお蛙の卵でねえのか。」と言います。「エツ、もりあお蛙?」もりあお蛙の卵の話は良く聞きますし、TVなどでも水辺の木の枝の先に産卵された卵の画像を見ます。でも、こんな所に産むものなんだろうか?  確かに水はあるけど・・・
 翌々朝、卵(?)は樽の壁から水の上に落っこちていました。昨夜風が強かったからかなー
 残念、もう少し様子を見れたら泡玉の正体が分かったかもしれないのに。
 蛙の鳴き声は弱くなりました。

 六地蔵さんを寄贈してくれた方の奥様の一周忌に合わせ、開眼供養が行われました。
 一周忌に来られた皆さんが、それぞれ奥様のことを思い出しながらお参りをしました。
 お酒と旅が好きだった故人。何よりも、この地にある駒止湿原がだーーーい好きで、保護や案内の会で活躍していた故人。
 住職と同級生、職場も一緒だった故人。葬儀の時の読経は、涙でところどころつまっていました。
 
 
 そのお地蔵さんに、御詠歌に来ている檀家さんがかわいい前掛けを作ってきてくださいました。赤い前賭けがとても似合っています。
 来山された参拝の方が、頭をなでている様子が見られます。