常楽院

福島県南会津町 真言宗

年明け早々 鹿

2021-01-10 | Weblog
 新しい年を迎えた。ここ2年間ほぼ雪のない年明けだったけど、今年は雪の中で新しい年を迎え、常楽院除雪隊の出番も多くなった。
 除雪機の音がすると町のじょせつきの音だな、小学校の除雪をしている音だな、これは大ちゃん(町道の除雪を受け合ってくれている)の音だなどと聞き分け、常楽院の除雪隊も支度をして出てゆく。
 朝食の準備が済んで待っていてもなかなか帰ってこない。きっとあちこちの除雪をしているのだろう。運動の一つなんだろうね。

 雪の中 鹿は元気らしい。
 数日前の朝 外回りを見に出かけた住職から「縄を持って神社の所の橋に来て。」と声がかかる。そこは猪が来るので柵を結っていた所。行ってみると鹿の足跡、雪が積もり柵を飛び越えてきたらしい。それはイチイの木に向かっており、冬囲いをしてネットをかけてあったのに下のほうから緑の葉を食べたらしい跡があった。 数年前鹿に葉をたくさん食べられてイチイの木が2本枯れてしっまたことがあった。またそうなっては大変なので、二人で柵の所に細木を結いつけて柵を高くした。これで大丈夫と思っていたら甘かった。

 「裏のほうを見てくるわ。」朝食が済んで外に出かけた住職から携帯に「ちょっと裏に来て。」と連絡が入る。見に行くと鹿の足跡があちこちに付いておりミズ木(団子の木)やさるなしの木に向いており木の皮を食べた後が!あ~~~ぁこのまま皮を剥がれたら枯れてしまうな。という訳で、雪が降る前に猪除けに使っていた赤、青に点滅するライトと細紐を持って行き猪対策に回した柵に括り付け、雪にぬかりながら紐を柵より少し上に結びつけた。大丈夫だといいけどなー

 猪が来なくなって(と思っているのだが少し不安)ホッとしたのもつかぬ間 今度は鹿かーーー
 そんな訳で冬も動物との知恵比べらしい


皮を食べられた団子の木

あちこちにこんな鹿の足跡

そんな中 数日前から居間の窓辺にシジュウカラが姿を見せてくれるようになった。きれいな鳥です。濡れ縁に米を置いてみました。食べてくれると嬉しいのですが

 

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