ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

今週のローズンゲン 4/10

2011-04-18 09:17:42 | ローズンゲン
4月10日(日)
主を待ち望め、雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め。(詩27:14)
イエスは会堂長に言われた。「恐れることはない。ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われる。」(ルカ8:50)
私の黙想
今日の詩27:14に対応するイエスの言葉ならヨハネ16:33「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」であろう。この言葉をイエスが語った目的は「あなた方の平和」のためである。黙想。

4月11日(月)
あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、語り聞かせなさい。(申命記6:5-7)
自分自身と教えとに気を配りなさい。そうすれば、あなたは自分自身と、あなたの言葉を聞く人々とを救うことになります。(1テモテ4:16)
私の黙想
ユダヤ文化においては次世代への文化の継承に「心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くし」た。戦前の日本でもそうであった。しかし戦後の日本ではこのことを完全に軽視し、否定し、忘れてしまったいる。そのツケが悲しむべき現状である。

4月12日(火)
イスラエルを散らした方は彼を集め、羊飼いが群れを守るように彼を守られる。(エレミヤ31:10)
神は約束したことを実現させる力も、お持ちの方です。(ロマ4:21)
私の黙想
現代でも民族の「強制移住・分散」という現実があることに驚く。被災地から強制的に分散・移住させた者は、彼らを守り、移住先での生活を保障し、必ず元の場所で生活することが出来るようにする責任がある。それが分かっているのだろうか。

4月13日(水)
あなたは根拠のないうわさを流してはならない。(出エジプト23:1)
悪い言葉を一切口にしてはなりません。ただ、聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語りなさい。(エフェソ4:29)
私の黙想
今日のローズンゲンは肝に銘じて聞かなくてはならない。モーセも民衆の「無責任な噂話」に苦労をしたのであろう。リーダーは常に噂のターゲットにされる。大いに反省する。

4月14日(木)
御救いを愛する人が、主をあがめよといつも歌いますように。(詩40:17)
すべて神の僕たちよ、神を畏れる者たちよ、小さな者も大きな者も、わたしたちの神をたたえよ。(黙示録19:5)
私の黙想
「御救いを愛する人」という表現は何か変な感じがする。直訳くさい。祈祷書の訳のように「救いの力を尊ぶ人は、『主は偉大な方』といつもたたえるように」という訳の方がスッキリする。詩文の翻訳は字句の置きかえではなく、心の伝達である。詩文の翻訳は難しい。

4月15日(金)
雨も雪も、ひとたび天から降れば、むなしく天に戻ることはない。そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も、むなしくは、わたしのもとに戻らない。(イザヤ55:10-11)
或る種は、良い土地に落ち、実を結んで、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。耳のある者は聞きなさい。(マタイ13:8-9)
私の黙想
雨や雪と口から発する言葉とを結びつける発想は面白い。10節後半を省略して読むと、とくにその対比が印象的になる。神の言葉は良いことだけ、人間の口から出た言葉は、良い結果だけではなく悪い結果にもなることもある。言葉に責任を持つように。


4月16日(土)
彼の支配は海から海へ、大河から地の果てにまで及ぶ。(ゼカリア9:10)
キリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。(ロマ5:2)
私の黙想
間違ってはいけない。ここでの「王の支配」とは、武力を完全の放棄した上での「平和支配」である。あの時代、戦争による国土の荒廃を経験したユダヤ人世界では、「完全戦争放棄」が思想として成立していた。しかし、残念ながら、それは今でも実現していない。

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