折にふれて

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音楽とともに、折にふれてあれこれ。

Brothers & Sisters 

2018-10-15 | 愛犬生活

兄弟、姉妹みんなが...というわけでもなかったが、ともあれ大集合。

 

とある休日の早朝。

「オフ会があるから...」と、家内にたたき起こされ、向かった先が琵琶湖のほとりにあるドッグラン。

「かのん」が生まれたのは岩手県にあるミディアム・プードル専門の犬舎だったが、

その犬舎から全国に巣立った犬たちの里親同士がSNSで繋がっていて、

その日は、関西と中京から、かのんの兄弟姉妹が集まるのだという。

それで、運転手兼カメラマンとして駆り出されて、冒頭の記念写真を担当することになった、という次第である。

 

以下、家内による家族紹介。

かのんと長兄。 

この長兄、SNS上では頼りになる凛々しい存在だったが、案外、甘えん坊でマザコンだったとのこと。

 

その長兄、かのん、かのんのすぐ下の妹。

妹はかのんよりひとまわり小さく、京都で育っただけあって「はんなり」しているのだとか。

 

腹違いの弟たち...とのことだったが。

確かに、父親が同じだから「弟」ではあるが、

ペット市場においては単に「繁殖」の結果、つまりは「同じ血統」というだけのことではないか。

(家内の興奮に水を注すようであるが...)

 

ということで初対面にもかかわらず、里親たちは大いに盛り上がっていて、

「かのんも楽しそうだ!」と喜ぶ家内だったが...。

当のかのん。

兄や妹、そして弟たちと感激(?)の出会いを果たしたことにはなるが、

ほんとうのところは、いったい、どう思っていたのだろう。

  「こんな遠くまでどうしてやってきたのだろう?」

  「それにしても、似たようなやつがたくさんいるな・・・」

私には、せいぜいでその程度の「感想」だったようにしか思えないのだが。

(これまた、水を注すようだが...)

 

 

さて、距離を置いた目で、意地の悪いことばかり綴ったが...。

ほんとうのところでは、私自身もこの休日を存分に楽しんだ。

駆け回る犬たちを目を細めて見つめる里親たち。

さらには、ランチを挟んでの犬談義。

初対面の人たちが、会った瞬間から、

まるで旧知の仲のように、打ち解けることができたのは、

「SNS」による交流があったからこそだろう。

けれども、無邪気とも言える時間を共に過ごしながら、ふと思ったことがある。

SNSの力も確かにあるが、それよりも...。

それぞれの里親たちが犬たちを家族の一員として大切にしていること、

そのことのほうがもっと大きいのだろう、と。


 

その帰り道。

秋晴れの中、少し傾いた陽が照らす琵琶湖を眺めながらのドライブ。

車の中では、こんな音楽が軽快に流れていた。


The Allman Brothers Band - Ramblin' Man

 

 

 

 

 

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