※投手
近江:一年生左腕林君背番号18はスリ━クオータ━気味のオ━バ━ハンドから左腕らしくなかなか切れのあるストレート投げますね🎵彦根東戦では変化球の切れがもうひとつでしたが翌日の大阪桐蔭戦ではスライダ━の切れも良かったです。二試合共に中盤でエ━ス左腕の金城くんへの継投。オ━バ━ハンドから力のあるストレート投げてましたが球筋に特別なものを感じなかったことが、大阪桐蔭戦で変わりっぱなを打ち込まれた要因かと思われます。単に力強いだけでなく重たさも感じられるようになれば、大阪桐蔭のような強力打線も抑えることができるようになり、チ━ムとしても投手力の底上げにつながるのではないかと感じました。
彦根東:甲子園など旧チ━ムから活躍した左腕の増居君が3日の近江戦で完投。今さら言うまでもなく、切れのあるストレート投げ込んでました。
大阪桐蔭:近大付属戦では大阪府予選準決勝同様長身の本格派左腕横川君背番号10が1失点完投。良い球は投げますが勢いを通りすぎて軽く見えるような投球になってしまいピンチを招いたかと思えば、次の回では逆に慎重になりすぎてピンチを招いたりと、センバツの静岡戦でも観られたような抜き差し加減という点でまだまだ課題が残るかと思われます。下半身の安定感が増してくれば、今よりもっとどっしりとした投球ができるようになるのかも知れません。翌日の近江戦では根尾くん背番号6が完封。ストレートは速さ伸び力強さいずれも素晴らしく、スライダーの切れに出し入れも見事と一つ一つの球は素晴らしかったですが、野手兼任の影響か、やや粗さも目立ちました。やはり現状、肝心要は柿木なのかなと思います。
近大付属:これまで同様、左腕大石君が完投も前回の大阪桐蔭戦同様大量失点。良い球は投げますが、いい意味での荒々しさも出てくれば、全国クラスの打線も抑えられるようになるかもしれません。
智弁和歌山:右腕小堀くん背番号10、捕手登録の右腕湯浅君背番号12など投げる。湯浅君が短いイニングとあってか力のあるストレート投げてましたが、あくまでこのチ━ムの軸はエ━スの平田君なのだと思われます。
乙訓:エ━ス右腕の川畑くん、オ━バ━ハンドから、右腕ではなかなかないのではというくらい、切れのあるストレート投げてました。背番号10の富山くんも力に遜色ないとのことですので、チ━ムとしての投手力は、派手さはないも全国でも上位にランクされるものがあると思われます。
※打力
近江:全国的に見ても及第点の打線だとは思いますが、準決勝の大阪桐蔭戦では根尾くんのスライダーに終始ついていけず。全国クラスの投手への対応にはまだまだ課題が残るかと思われます。
彦根東:得点力がストロングポイントの打線には見えませんでしたので、チャンスをいかに確実に得点に結びつけるかにかかってくるかと思われます。
大阪桐蔭:強力打線ではありますが、まだ秋とあってかベンチワ━クが入るとバッティングが崩れてしまう打者が結構観られたことが、高いレベルで見ればの課題かと思われます。
近大付属:しっかり振れる選手が限られて見えましたので、そこが今後の課題かと思われます。
智弁和歌山:強く振れる打者が揃っており、往年の強打復活の感もありますが、相手に変化球を使われ自分のスイングをさせてもらえないときの対応には、課題が残ったかと思われます。
乙訓:4番までアベレージタイプの打者を並べ、5番から7番は一転、4番打者のようなガツンと一発いくような怖さを感じさせる打者が並ぶような打順に映り、なかなか面白く、相手にとって嫌な打順に見えました。肘をたたんでリストの強さを感じさせる振りをする、インコース打ちのうまさを感じさせる打者が多かったです。ただ、全国クラスの打線かどうかは、微妙かと思われます。
※近江
投打にバランスがとれており、全国的に見ても及第点の戦力は誇ると思いますが、全国で優勝を目指すとなると、投打、守備走塁ともに課題が残るかと思われます。守備走塁ともまずまずではありますが、大阪桐蔭戦では相手のスピード感にアップアップにも見えました。そのなかで一塁手北村君右右3が、大阪桐蔭戦では特に球際の強さを見せてました。
※彦根東
滋賀3位でベスト8ですが、素直に考えればセンバツに出れる可能性の方が高いと思われます。センバツではあくまでも、全国上位クラスの相手には、増居君が3点以内に抑えることありきでの戦いになるかと、現状思われます。
※大阪桐蔭
ここまで新チ━ム未だに試合らしい試合を公式戦でしてません。それだけ大阪、近畿では突出した戦いが続いているということです。明日の決勝、素直に考えればエ━ス柿木君かと思われますが、彼か根尾くんなら強打の智弁和歌山が相手と言えど、3点以内に抑える確率の方が高いかと思われます。現状の気がかりな点はレギュラーメンバーのレベルが高いがゆえに、野手の選手層が例年より薄くなっているのと、未だに公式戦で競った展開を経験してないことが挙げられるかと思われます。前者は気の早い話ですが、センバツでその懸念を埋める下級生の出現に期待がかかります。後者はそういう意味では、明治神宮大会への出場権を獲りにいくべきだと思います。明日の決勝は投手力で同校がやや優位かとも思われますので。後者の課題の方が、センバツ2連覇へ向けては大きな問題かも知れません。もちろん、センバツ2連覇の力は十二分にあります。
※近大付属
大阪3位で近畿準々決勝コ━ルド負けではセンバツは厳しいかと思われますが、近畿の半分が京滋となることの地域性が問われれば、浮上の可能性も出てくるかも知れません。大阪桐蔭以外の学校に公式戦で負けてないというのも、選考のストロングポイントになるかもしれません。当面の課題は打力アップと大石君以外の投手の育成かと思われます。先日は捕手西川くんのリ━ドが気になりましたが、この日はうまくダミーを使って相手の打者を惑わせて見えました。
※智弁和歌山
林君抜きでも十分に強力打線ぶりを発揮してますが、明日の大阪桐蔭戦では変化球への対応、打てないときにベンチワ━クで攻撃できないとそう簡単には得点できないかもと推察されます。どこが相手でも4,5点は奪う得点力に、2番手投手が育てば、全国でてっぺんが獲れるチ━ムにもなるかと思われます。
※乙訓
基本的には川畑くん富山くんのダブルエ━スが軸のチ━ムかと思われますが、近畿で3試合とも4点以上奪った打力が全国でも発揮されれば、センバツでも上位進出する可能性は秘めているかと思われます。