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■緊迫感に欠ける日本■

2009-03-18 | ●平成の時代

緊迫感に欠ける日本の世情


百年に一度の経済危機といわれながら、なぜか緊迫感に欠ける昨今
の世情です。
そう思いませんか。
●あの西松&小沢問題で、怒号飛び交った対立の政局も、一変して凪
(なぎ)状態です。
●また、車、鉄鋼など、3分の1に及ぶ大減産で、日本の基幹産業が
壊滅かと思いきや、
一方で、本田のハイブリッドカー 「インセント」
が、月産1万台のところ3万台を超える予約で
急遽増産体制とか。 

●また、7500円で低迷する株価も、このところ危機説が後退して、
長期楽観論が台頭。
100年に3度の大チャンスと言う説が、証券業
界を跋扈し始めています。
世の中、どうなっているのでしょうか。

●ただ、今回の百年危機でよかったと思はれる点は、
「雇用」とか「社会保障」とか「防衛」とか、従来軽く考えられてき
た問題が、
このままでは何ともならない国家的喫緊の課題である事が、
明確に炙り出されたことです。


明るさと素直さの心情に欠ける日本
●景気も「気」の一つですから、「気分」も大きな景気回復の起爆剤の
はずです。
何でも否定的に捕らえることをよしとする、日本のマスコ
ミや経済評論家の論調は、歓迎
できません。
折角決まった定額給付金もしかり、当初、半分以上の人が歓迎しない
との意向でしたが、給付が始まると歓迎一色、
日本人は、なぜこんなに
天邪鬼で、素直さに欠けるのか.


こんな時こそ、ありがたく頂戴して、日本の消費に寄与すべきと思いま
すが、
マイペンライ」何とかなるさと言う あのおおらかなタイの
国民性がうらやましい次第です。

                               


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