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🔵「権威」と「権力」は、権力者に纏わる言葉ながら、本質的に異なる。
日本もまた世界の王制の国々と同様に、政争や内乱を繰り返してきた歴史がある。
しかし日本人は、こうした闘争を続ける「権力」の上に、絶対不可侵の「権威」を置くことで、争いを抑止し、政情の安定を得てきた。「権威」である天皇は、時に争いを調停し、時の権力に公的なお墨付きを与えて,平和を保ってきた経緯がある。
🔵天皇中心と思われがちな明治憲法でさえ、その意図は、「権威」をもって新国家の統合を行う事であり、決して天皇をして「権力者」たらしめようとしたのでは無い。しかし「権威」を抑止力ではなく、支配と正当化に使ったときに、様々な歪みが生じる。昭和の初めの軍部の暴走然り、戦後のGHQの占領政策然りだ。
🔵現在,世界には、日本やタイなど8カ国の王国が存在する。しかし一億人を超える大国ながら、2千年を超えて、綿々と続く萬世一系の王国は、日本しかない。
デジタル化の到来で、統治の形も変わるのではないかと危惧されるが、あくまで日本の統治は、科学的事象ではなく,日本国民の心象に纏わる国の形態であつて、何時迄も絶対に変え難い、日本だけの永遠の心の拠り所なのである。(yama) . . . 本文を読む
「前半の終わりは、後半の始まり」 🔵今年も前半戦が終わつて、後半戦が始まる。寄る歳波のせいか,時の流れが
速い。いや余りにも早すぎる。
何故速いかと言うと、その理由(わけ)は、SNSのせいだ。
バスに乗っても,電車に乗っても、ほとんどの人が、スマホ片手に、その画面に見入つている。あらゆる情報が、これだけ多くの人たちに、濃密に拡散されるとなると、時代の流れは,自然に早くなると言う訳だ。
🔵その確証の一つが「没TV時代」である。テレビの没落は、スマホ台頭の確証と言える。
デジタル時代が明けてまだ20年, 長きにわたって全世界を蹂躙してきた3次元情報の「テレビ」が、GAFAが先導する「デジタル媒体」に,あって言う間に席巻されるさまは、見事と言うしかない。
しかも,このながれが局地的ではなく、全世界同時に浸透し,席巻していく様相は、まさに新しいるデジタル革命と言われる所以だ。
🔵前半6カ月で見えてきた、情報(デシタル)、モノ,サービスという日本の市場経済力を、政財界挙げてその回復につとめ、失われた30年に終止符を打つ事だろう。中国やドイツに何時迄も負けているわけにはいかない。(Yama)
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🔵海は、永遠の憧れ、脳裏に幼い時の想い出が蘇る。」
私の幼少期を過ごしたのは、瀬戸内海海沿いの江戸幕府の天領地、倉敷である、潮費狩りや海水浴、海洋少年団、
戦後は、本四連絡船、小豆島の24の瞳、いまは本四連絡橋。貧しい中にも希望につつまれた
瀬戸内の暮らしだった。戦後の思い出は枚挙にいとまがない。
上皇夫妻は、昭和34年ご成婚、新造なった関西汽船の豪華客船「くれない」で
、瀬戸内海を別府から九州へ新婚旅行へ旅立たれた。
2年おくれで、私達も上皇と同じ「くれない」で同じコースを新旅行に旅立った。海の想い出は尽きない。
そんな波乱万丈の戦後昭和の若者は、いま92歳になる。 その行方知れない人生も,自然も、いわば大きな海に似て、限りなく深く面白い。
🔵(Yama) . . . 本文を読む
🔵国破れて山河あり。79年前、日本は初の敗戦を経験する。戦いに負けると言う事は、悪夢そのものである。
敗者は勝者に従属され、その国民は過酷な労苦を強いられる。
大東亜戦敗戦の苦悩を知る、数すくない戦争体験者が、戦争の恐怖を語る。
🔵戦争の惨禍は、その戦争を知る人にしか継承される事はない。
しかし悲惨な敗戦をいくら語ろうとも、戦争を知る人でない限り物語に過ぎない。いま日本から戦争体験者が、日ごと少なくなりつつある。そして敗戦の無念や、怨念にも似た思いまで風化して行く。
世界で起きた戦争を紐解くと、全ての戦いは、前の戦争が忘れられた頃にやってくる。🔵戦争の本当の傷みは、実際その戦争を体験した人にしか判らない。にも拘わらず戦争は無くならない。そして平和もやって来ない。何故なのか。(Yama)
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(92歳老の檄文)🔵敗戦の翌年、連合国軍の占領下、日本国民は、戦時国債の償還のため個人財産を拠出して、ディフォルトに耐えた。再独立を果たした挙げ句「日月火水木金土」土曜日の半ドンもなく国を挙げて働き続けた。その結果僅か19年で、先進国さえなしなかった超新幹線を創り出し、世界から多くの人々を招き、東京オリンピックを大成功に導いた。
🔵ところが戦後79年を経たいま、日本の政治は乱れ、いい加減な世情が跋扈、戦後日本の再興に取り組んだ先立ち達のマインドのかけらさえ伺う事は出来ない。
(⚫︎学歴詐称の都知事が再立候補の厚顔)
(⚫︎疑惑都知事を支持する都民のいい加減)
(⚫︎政権政党自民党のキックバック疑惑)
(⚫︎岸田首相の孤立と無責任答弁)
(⚫︎台湾有事に対する政治家の無関心)
(⚫︎憲法9条改正の有名無実)
(⚫︎果たして国思う国会議員がいるのか)
🔵岸田,小池、蓮ほう、心して聞け! 国民に対し失礼にも程がある 。
79年前の占領下時代の先輩達のマインドに立ち戻って、政治家として、あるべき姿や心構えについて、間違いなかりしか、推敲して欲しい。
国民のために、一身を投げ出す覚悟があるのか尋ねたい。この政治の記禄がいま、令和の史実に成ろうとしている。
🔵戦後日本の厳しくも素晴らしい再興の道筋を体感した年老いた戦争を知る日本人たちは、いま日本に介在する様々な許し難い事実に触れて、大きな怒りと失望に苛まやされている。
去る79年前、私どもの祖父や先輩が、命を賭して国を再興した事に思いを致し、この歪んだ政情や世情を正常に戻したいと願っている。(Yama) . . . 本文を読む
🔵今を去る5年前、カーボンニュートラルの潮流を見て、車も「EVモビリティの新時代」になると、時代の革新に厚い想いを馳せた事がある。やがて政府も東京都など地方自治体も、100万円を超える補助金を出して、EV普及に乗り出した。しかしEVが中国発と分かるや、なぜ
テスラや中国勢のBYDを助けるのかと、異論が吹き出した。🔵今年3月開幕したニューヨーク国際自動車ショーでは、EV車が大きく後退し、日本のHV(ハイブリット)車一変倒に様変わりした。米国は、中国のEV流入阻止のため,100%超す関税を決めた。トヨタをはじめ日産,ホンダ,スバル,マツダなど日本勢は,こぞってガソリン車やHV(ハイブリット)を主流に据えた。欧州では、車載電池の問題もあり,HV復活の兆しが大きいと言う。🔵折も折、3月開催のEV世界選手権「フォーミュラーE東京大会」に出席した岸田首相は,「脱炭素を謳ったEVで未来の夢を創ろう」と呼びかけ、日本主流のHV(ハイブリッド)復活にブレーキを踏む日本の首相に批判が集中した。自国の主要産業HVを巻き添えにした岸田首相と小池東京都知事に、随所から退陣の声が挙がっている。(Yama) ●表題の写真は,2017年(約7年前)の自動車ショーて発表したトヨタのHV近未来車、 . . . 本文を読む
🔵「花鳥風月」もとは禅語である。季節ごとに無心の花が咲き誇り、鳥が歌う。風がなびき月が照る。想像しただけで,静かな平和な情景が浮かんでくる。中でも自然に咲く花が最高。だが住まいを飾る季節の切り花や盛花も悪くない。
🔵去る4月29日は、「昭和の日」だった。戦後79年経ったいま,私達は昭和の戦争を戦い抜いた先人達の犠牲のお陰で、いま季節の花を愛で、平和に浸る事が出来ている。しかし残念ながら今の日本には、この平和をもたらした昭和の戦争を知らない人達が殆どだ。🔵「家は焼けても心は焼けぬ。糞! 鬼畜ルメーに負けてなるか、起て!日本人!」
敗戦約3ヶ月前の昭和20年5月,当時、東京,新宿駅前に住む作家,山田風太郎の渾身の著作「暮らしの記録、戦中派不戦日記」の一文である。米軍何百機と言うB29の東京来襲で日毎、焼き尽くされていく。そんな中でも、「心は焼けぬ」と言いきる執念は凄い。そしてその約3ヶ月後、残念な敗戦。あれから79年が経つ。🔵戦争を知らない殆どの国民は、いま当然の事のように平和を満喫している。
「花と戦争」この二律背反的なギャップをどう理解したらいいのか、それがいま問われている。(Yama) ●山田池菖蒲園の全ての撮影(Jtiro) . . . 本文を読む
🔵日本の花は、日本の伝統文化そのものといっていい。日本各地に咲く花、四季に咲く花、全ての花々は、古くから日本の生活と深く関わって、 日本の生活文化を彩ってきた。時に四季の花は,人々に安らぎを与え、人々に愛おしむ心を育んできた。いまでは花のある暮らし、花を愛しむ心は、平和の象徴とも言われている。 日本新時代の元号「令和」は、万葉集の花の歌の一節から生まれたと言う。(Yama)●(山田池公園,全ての撮影Jtiro)
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🔵日本の明日を占う東京15区の衆議院補選が始まった。キックバック疑惑など、選良と言われる自民党議員の心無い驕りが一挙に露呈した結果だ。私など戦争体験者(90歳以上約260万人、全人口の1,9%)が年々減る中、戦争と敗戦の教訓をどう次世代に継承するか,極めて難しくなりつつある。その矢先、噴出した国会議員疑惑は、戦後日本の0(廃墟)からの再建苦労を知らない.2世議員などの驕りや思い上がりがもたしたものと言えよう。
🔵しかも過去30年間にわたり日本のサラリーマンの給与が、実質上がっていない事が判つたが、その原因は政治の怠慢以外に考えが及ばない。これはもう日本の不幸といっていい。国民こぞってこの悪徳議員を一掃し、日本の国政を根底から創りかえるしかない。
🔵そこへ「日本を豊かに強く」を標榜する日本保守党の出現である。なかんずく「飯山あかりさん」の立候補は、閉塞した日本の政治に大きな失望感を持つ私ども国民にとって,まさに晴天の霹靂の出来事だった。
告示日の今日、江東区亀戸の街頭演説会場は、なんと700人を超える記録的な聴衆を集めた。その後の区内の会場は、悉くこれを上回り、終盤には、聴衆の大きな拍手が鳴り止まなかった。
日本の政治を0から見直そうと言う新しい試みが、日本の政治を根底から創り変える大きな波となりつつある。4月28日が待たれてならない。(Yama) ●表題の写真は、日本最大の今宮戎神社の幸運の福笹(撮影Jtiro)
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