MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

カラーという花

2018年05月20日 | Weblog
これは、里芋(さといも)科。、オランダカイウ属のカラーという花である。この花は、南アフリカ原産。日本には江戸末期にオランダから渡来した。花の形状のメガホン状のところが、ワイシャツの襟(Collar)の部分に似ているので「カラー」となった。また、その形が、修道女の襟(カラー)を連想させるところからつけられた、とも。花はメガホン状のところではなく内側真ん中の黄色い棒部分。メガホン状の部分が内側の花を守っている。花は、白、ピンクのほか、黄色いものもある。
カラーの別名は、「海芋」(かいう)。(海を渡ってきた里芋(サトイモ))”
6月1日、7月28日、11月21日の誕生花 花言葉は 「乙女のしとやかさ、すばらしい美、夢のように美しい」  



  今日の誕生日の花:セキチク   花言葉:女性の美

  今日の一句:小満のみるみる涙湧く子かな     山西雅子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

アジュガという花

2018年05月19日 | Weblog
これは、紫蘇(しそ)科、キランソウ属のアジュガという花である。この花の開花時期は、 4/ 5 ~ 5/ 5頃。この「アジュガ」は、「十二単」の園芸品種で小さい青紫色の花が階層になって咲く。別名は、西洋十二単(せいようじゅうにひとえ)」「十二単(じゅうにひとえ)」の名は、花が幾重にも重なって咲く様子を平安時代の宮中の女官の正装の”十二単”に見立てたもの。青紫色の花→ アジュガ(別名:西洋十二単、)
 


  今日の誕生日の花:シラネアオイ   花言葉:優美

  今日の一句:子燕のこぼれむばかりこぼれざる    小沢実

  (NHKラジオ深夜便から引用)    

山法師(やまぼうし)という花

2018年05月19日 | Weblog
これは、水木(みずき)科、ミズキ属の山法師(やまぼうし)という花である。この花の開花時期は、 5/ 5 ~ 6/15頃、丁度、今頃である。「山法師」のネーミングは、中央の丸い花穂を坊主頭に四枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたという。これも、秋には実がイチゴのように赤く熟す。花水木とよく似ているが、咲く時期が花水木より2週間ほど遅く、また、花の先端がとがっている。中国名は「四照花」。枝いっぱいに花が咲いたときの、四方を照らす様子を表現している。この花の別名は、「山桑(やまぐわ)」
6月15日の誕生花 花言葉は「友情」



  今日の誕生日の花:ヒナゲシ    花言葉:慰め

  今日の一句:陽に倦みて雛罌粟いよよくれなゐに     木下夕爾

  (NHKラジオ深夜便から引用)

マーガレットという花

2018年05月17日 | Weblog
これは、菊(きく)科、キク属のマーガレットという花である。この花は、3月から7月頃に開花。これは、アフリカのモロッコ沖のカナリア諸島原産。明治時代に日本に渡来。この花は、5ギリシャ語の「マルガリーテ(真珠)」に 由来したネーミングである。花色は、白やピンクなど。花は、ノースポールより大型。マーガレットという花の別名は、「木春菊」(もくしゅんぎく)デンマークの国花。
2月5日、4月4日の誕生花 花言葉は  「真実の友情、愛の誠実」



  今日の誕生日の花:アヤメ   花言葉:神秘な人、よき便り

  今日の一句:花と花の間さびしき花あやめ     大井雅人

  (NHKラジオ深夜便から引用)

石楠花(しゃくなげ)という花

2018年05月16日 | Weblog
これは、躑躅(つつじ)科、ツツジ属の石楠花(しゃくなげ)という花である。この花の開花時期は、 4/10 ~ 5/ 5頃である。この花のネーミングは、漢字の「石南花」は中国産の別種だが、誤ってこれを用いて「しゃくなんげ」となり、しだいに「しゃくなげ」になった。(「石楠花」は漢名)。また、背丈がやや低い姿から、「尺なし(しゃくなし)」→「しゃくなげ」になったとの説もある。これは、細長い葉っぱの先端に大きな花をつける。本(ほん)石楠花や細葉(ほそば)石楠花、白山(はくさん)石楠花、東(あずま)石楠花 など、いろいろ種類があるが、ふだん街中でよく見かけるのは「西洋(せいよう)石楠花」
 かもしれない。6月5日の誕生花 ・花言葉は 「威厳、荘厳・ネパールの国花。福島県の県花 滋賀県の県花  これは、つつじの仲間です。



  今日の誕生日の花:ジャガイモ   花言葉:情け深い恩恵

  今日の一句:北狐とぶじゃがいもの花の上     高木良太

  (NHKラジオ深夜便から引用)

木香薔薇(もっこうばら)という花

2018年05月15日 | Weblog
これは、薔薇(ばら)科、バラ属の木香薔薇(もっこうばら)という花である。この花は、4月下旬から5月上旬にかけて咲く薔薇特有のとげがないトゲのないばらである。八重咲き。これは、江戸時代から栽培されている。この花には、かすかないい香り。花の名前「木香」は;ここからくる。白い花は黄色い花より香りが良い。黄色い花を「黄木香薔薇(きもっこうばら)」と呼ぶこともある。「木香茨」とも書く。



  今日の誕生日の花:バラ    花言葉:愛

  今日の一句:薔薇熟れて空は茜の濃かりけり    山口誓子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

草牡丹 (くさぼたん)という花

2018年05月14日 | Weblog
これは、金鳳花(きんぽうげ)科、センニンソウ属の草牡丹 (くさぼたん)という花である。これは、山地などに生える。全体に毛が多い。高さは1mくらいになる。秋、うす紫色の花が垂れる。釣鐘形で先端はそり返る。花のあとで、もじゃもじゃの毛に包まれたタネをつける。ネーミングは、葉が、牡丹の葉に似ているのでこの名前になった。



  今日の誕生日の花:シキザキベゴニア   花言葉:幸福な日々

  今日の一句:地に落ちし葵踏み行く祭哉    正岡子規

  (NHKラジオ深夜便から引用)

紫陽花(あじさい)という花

2018年05月13日 | Weblog
これは、雪の下(ゆきのした)科、アジサイ属の紫陽花(あじさい)という花である。この花の開花時期は、 6/ 1 ~ 7/15頃、ちょうど梅雨時期と重なる。紫陽花は日当たりが苦手らしいが、今年は、れいねんより早く開花したのもあるようである。この花は日本原産。本来の「紫陽花」とは、唐の詩人の白居易さんが命名した、別の紫の花のことで、平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が今のあじさいに、この漢字をあてたため誤用がひろまったらしい。中国では「八仙花」または、これを「綉球花」と呼ぶ。 
色がついているのは「萼(がく)」で花はその中の小さな点のような部分。しかし、やはり萼(がく)が 目立つ。「萼(がく)紫陽花」の”萼”は、”額”と表記することもある。
花色は、紫、ピンク、青、白などいろいろあり。花の色は、土が酸性かアルカリ性かによっても変わるらしい。



  今日の誕生日の花:シラン   花言葉:互いに忘れない

  今日の一句:あらたふと青葉若葉の日の光    芭蕉

  (NHKラジオ深夜便から引用)

姫檜扇(ひめひおうぎ)という花

2018年05月12日 | Weblog
これは、文目(あやめ)科、アノマテカ属の姫檜扇(ひめひおうぎ)という花である。この花は、南アフリカ地方原産。5~6月頃、道端などでよく見かける花である。花は、赤ピンク色のくっきりした6弁花。花びら下3枚に赤い斑あり。白い花もある。



  今日の誕生日の花:ドイツアヤメ、ジャーマンアイリス  花言葉:虹の使者、素晴らしい出会い

  今日の一句:二滴一滴そして一滴新茶かな     鷹羽狩行

  (NHKラジオ深夜便から引用)

突抜忍冬(つきぬきにんどう)という花

2018年05月11日 | Weblog
これは、吸葛(すいかずら)科、スイカズラ属の突抜忍冬(つきぬきにんどう)という花である。コン花の開花時期は、 4/15 ~ 7/10頃、ちょうど今頃の花である。これは、北アメリカ地方原産で明治時代に我が国に渡来したものである。これは、赤いラッパのような花を円心状に咲かせる、つる性の花である。これは、花に一番近い葉は、2枚がひっついて1枚になり、その真ん中を突き抜けるように茎が伸びて花をつける、なんともいえないおもしろい形で、これが、ネーミングの所以でもある。「突貫忍冬」とも書く。


  今日の誕生日の花:カザグルマ、クレマチス   花言葉:心の美しさ、高潔

  今日の一句:やはらかし風が若葉を通る音    上野章子

  (NHKラジオ深夜便から引用)