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布袋葵(ほていあおい)

2013年10月28日 | Weblog
これは、水葵(みずあおい)科、ホテイアオイ属の布袋葵(ほていあおい)という水草である。この水草のネーミングは、葉は卵形で、葉の基部がふくれてきて丁度、布袋様のおなか、そっくりなので布袋葵と名付けられたようである。調べてみると、以外にも、迷惑な水草であることが判った。その布袋葵を園芸店では、一株50円から100円で売って居るんですから世は様々面白い次第である。

週刊朝日百科 植物の世界によると「南アメリカ原産の多年生の浮遊植物である。1824年にブラジルで発見されてから今日までに、北緯40度から南緯45度までの5大陸50ヵ国以上に分布圏を広げた。伝播経路は観賞用としての導入が主で、日本への渡来も明治年間で、現在、東北地方以南の富栄養化の進んだ水域に群生している。水生植物で唯一、世界十大害草として、「青い悪魔(blue devil)の名で恐れられている。」




布袋葵(ほていあおい)・水葵(みずあおい)科。
・学名  Eichhornia crassipes
   Eichhornia : ホテイアオイ属
   crassipes : 太い柄(脚)のある
  Eichhornia(アイヒホルニア)は、
 ドイツ(プロシア)の 19世紀の政治家
 「Friedrich Eichorn さん」の
 名前にちなむ。
 
・浮き草の一種。
 葉は卵形で、葉の基部が
 ふくれてきて浮き袋になる。
 これを、
 布袋さん(七福神のひとつ)の
 丸いおなかにたとえた。

<布袋さん>
  中国、唐代末期の禅僧。
  住まいを定めず、
  常に杖と日用品を入れた
  大きな袋を背負って歩き、
  吉凶や天候を占った。
  額は狭く、腹は大きくふくれ、
  半裸でちょっと変わった風体。

・花は紫色の美しいものだが、
 一日で咲き終わる。
・繁殖力が強く、
 河川や池で広まってしまって
 いるところもある。

・別名 「布袋草(ほていそう)」
 「ウォーターヒアシンス」

  (移設の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ウメモドキ    花言葉:明朗

  今日の一首:つぶらなる赤き実の照るウメモドキさわやかにして神無月ゆく  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

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