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茜色の秋桜(コスモス)

2011年10月26日 | Weblog
近所に沢山の秋桜は咲いているが、このような茜色をした花を見るのは初めてである。茜色と言えば、人間が古いから、すぐ昔の詩が思い出されるのである「あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る  大海人皇子(天武天皇)」という詩である。コスモスと詩は、全然関係ないけれど、この茜色が大変珍しかったので、うれしさの余り、つい余計なことを陳べた次第である。


秋桜(コスモス)・菊(きく)科。
・学名 Cosmos bipinnatus
Cosmos : コスモス属
bipinnatus : 2つの羽状の
Cosmos は、ギリシャ語で「飾り」の意味。

・開花時期は、 7/25頃~12/10頃。
・原産地メキシコ。
メキシコから、1876年頃にイタリアの
芸術家が日本に持ち込んだのが最初、との説がある。
・秋の代表花だが、早いものは夏のあいだから
咲き始めている。
早咲き遅咲きあり。

・外来品種だが、日本の風景に合っている
・「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が
桜に似ているところからの和名。
・”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の
「秩序」「飾り」「美しい」という意味の
「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来する。
このことから、星がきれいにそろう宇宙のことを、cosmosと呼び、
また、花びらが整然と並ぶこの花も cosmosと呼ぶようになった。

・台風などで倒されても茎の途中から根を出し、
また立ち上がって花をつけるというほど強い。
(弱々しい見た目とはだいぶ違うようです)
・葉は線のように細い。
・7月16日、8月14日、10月5日の誕生花
・花言葉「乙女のまごころ、愛情、たおやかさ」

・東京周辺の見どころ
<小岩菖蒲園>
江戸川の河川敷にある公園。
花菖蒲や菜の花、ポピーなども咲く。
コスモスもいっぱい。
江戸川区北小岩。
最寄駅 → 京成線江戸川駅
<昭和記念公園>
立川(たちかわ)の大規模公園。
花見頃9月中旬~10月上旬。
立川市緑町。
最寄駅 → JR青梅線西立川駅

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:アマゾンリリー    花言葉:気品、清らかな心

  今日の一句:硝子戸のすべる速さや冬隣    仁平勝

  (NHKラジオ深夜便から引用)

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