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枇杷の花

2009年12月17日 | Weblog
これは、お隣さんの枇杷の花である。これまで枇杷の実がなって居るのは見て知っていたが、花をじっくり見たのははじめてだ。一般の果物は、春に花が咲き秋に収穫するのが当たり前だが、この枇杷は、今頃花が咲いて夏頃収穫するということを始めて知った。奇しくも、今日、12月17日の誕生日の花(NHKラジオ深夜便)は、ビワだった。



枇杷・薔薇(ばら)科。
・学名 Eriobotrya japonica
Eriobotrya : ビワ属
japonica : 日本の
Eriobotrya は、ギリシャ語の
「erion(軟毛、羊毛)+ botrys(葡萄)」 が語源。 表面が白い軟毛で覆われた実が、ぶどうのような房になることから。

・開花時期は、11/ 5頃~12/25頃。
・中国、日本原産。
・葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているところ から名づけられた。「枇杷」の字は漢名から。
・花は白い地味なもので気づきにくい。
・翌年5月頃、実がなる。店頭に並ぶのは5月と6月頃。すごく甘い。タネがでかい。
種類としては長崎市の「茂木(もぎ)枇杷」と、「田中枇杷」の2種類が多い。
「茂木」は実がやや長めで「田中」は丸い。

・「桃栗3年、柿8年」ということわざがあるが さらに「ビワは9年でなりかねる」ということ
わざもあるらしい。 (実はなかなかできないらしいです)
・葉は厚くて固く、薬用になる。
関節の痛みによく効くらしい。
また、ビワの葉を2枚、産毛のあるほう(裏)をこすり合わせて患部に貼るのも効き目が
あるらしい。
・材は粘り強いので木刀、杖、くし、印材などに使われる。
・「比波」と書くこともある。


             (季節の花 300から引用)





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