MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

蝦蛄葉サボテンの花

2017年12月16日 | Weblog
これは、サボテン科、ジゴカクタス属の蝦蛄葉サボテンという花である。この花の開花時期は、11/10 ~ 翌 1/10頃である。これは、ブラジル原産で明治時代に我が国に渡来。茎は四方に垂れ下がる。花は茎先に段々に咲く。咲き始めが見事。色はピンクや赤。茎が、海老に似た「蝦蛄(しゃこ)」に似ているところから命名された。
蝦蛄葉サボテンの別名は、「クリスマスカクタス」デンマークで品種改良されたデンマークカクタス」も花屋さんでよく見かける。これも蝦蛄葉サボテンの一種。「蟹葉(かにば)サボテン」というのも蝦蛄葉サボテンに似ているが、「蟹葉サボテン」は茎部分にはトゲトゲがなく、開花時期は2~3月頃で「蝦蛄葉」より遅いので両者区別できる。




  今日の誕生日の花:ビワ   花言葉:ひそかな告白、温和

  今日の一句:たのもしき葉の広がりや枇杷の花                李由

  今日の一首:おっとりと打ち明け話しのようにして冬の陽うけてビワの花あり 鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)

黄実千両(きみせんりょう)

2017年12月16日 | Weblog
これは、センリョウ科 、センリョウ属の黄実千両(きみせんりょう)という花である。これは、花の少ない冬に、美しい果実をつけるセンリョウは正月の縁起物として人気の高い植物 である。センリョウは、千両の意味で、マンリョウ(万両、Ardisiacrenata)や、ヒャクリョウ(百 両、)とも称されるカラタチバナと同じ仲間。キミノセンリョウ きみのせんりょう(黄実の千両) センリョウと同じく、花びらがなく、1本の雄しべと1個の雌しべだけがある。卵 形の黄色が雌しで。緑色の玉状が子房。その上に半透明の蓋のように見えるのが 雄しべ。 キミノセンリョウは、改良された園芸種かと思っていたら、赤い実 のセンリョウの変種で、センリョウと同じように、日本では本州以南。台湾やマレーシアにもあるという。



  今日の誕生日の花:カンギク   花言葉:繊細

  今日の一句:寒菊のくれなゐふかくかげりけり            金尾梅の門

  今日の一首:冬ざれの庭カンギクの黄の色の今日の余韻を明るくしたり  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)