MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

万両(まんりょう)という赤い実

2016年12月20日 | Weblog
これは、桜草(さくらそう)科、ヤブコウジ属の万両(まんりょう)という花である。万両は、千両や南天同様、正月の縁起物に使われ、お正月に欠かせない花の一つである。万両の花は、7~8月頃に咲き、12月頃から冬にかけて実が赤くなる。万両のなかには、実が白い種類もある。
万両と千両の名前の違いは、千両は葉の上の方に実をつけるので鳥に食べられやすく、万両は葉の下に実をつけるので食べられにくく、その分、実がしっかり残るからである。でも、万両の実も、覆いをしておかないと翌年の2月頃までにはほとんど食べられてしまうようだ。また、万両の実は垂れ下がり、千両は上向きにつくので、万両の実は重く千両の実は軽い、その発想からこの名になった、ともいわれている。



  今日の誕生日の花:ケヤキ   花言葉:重厚

  今日の一首:村を守る藁の大蛇をからませて天にそびゆる欅の大樹  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)