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桜(さくら)が咲いた

2013年03月16日 | Weblog
これは、薔薇(ばら)科、サクラ属の桜(さくら)の花である。この桜は、先日来の暖かさに誘われ咲いてしまったのかも知れません。時、あたかも、開花予想をしている気象庁が、九段の標本桜が例年になく(記録的に)早く咲いたという発表が有ったばかりである。この写真の桜は、我が家の前を流れる柳瀬川下流の川岸に生えている桜桃(サクランボ)がなる桜であるという。この桜について、先日、手入れをしていた桜の持ち主に伺ったところ、佐藤錦ではないが、まさしく桜桃(さくらんぼ)だということであった。この頃に陽気は、少し寒かったりするあるが、もう季節は、本格的、完全に春の季節になったようである。




桜(さくら)、薔薇(ばら)科。
・学名  Prunus × yedoensis
(染井吉野)  Prunus lannesiana
    var. speciosa(大島桜)
  Prunus jamasakura (山桜)
   Prunus : サクラ属
   yedoensis : 江戸の
   lannesiana : 園芸家「ラネス」さんの
   speciosa :  美しい、華やかな
   jamasakura : ヤマザクラ Prunus(プラナス)は、
 ラテン古名の
 「plum(すもも)」が語源。

・英語では、桜の木は「Japanese cherry」、
 桜の花は「Cherry blossom (チェリーブラッサム)」。

・開花時期は、 3/25 ~ 4/10頃 (染井吉野)。
・日本原産。
・2月にもなると、
 桜の開花前線予想が
 いろんなところから発表される。
 1日の平均気温がだいたい
 10度を越えたら”開花”。
 (最高気温が14度、
  最低気温が6度ぐらいかな)。
 開花から約1週間後に「満開」。
 満開から数日後に「散りはじめ」。

・”花見”といえば桜。
 いろいろ種類があるが
 「染井吉野(そめいよしの)」が
 もっとも有名。
 花は、うすピンク色。
  (日本の桜の半分以上は、
   この染井吉野らしい)。

 「染井吉野」は、江戸時代に、
 上野の近くの
 駒込の染井村で植栽が始められ、
 初めは見事な桜の代名詞として
 「吉野桜」と呼ばれたが、
 誕生地の「染井」の名を加えて
 「染井吉野」の名になった。

・白花でよく見かけるのは
 「大島桜(おおしまざくら)」。

・「桜花爛漫(おうからんまん)」
   → 桜が満開で、
    すばらしい眺めのこと♪
・桜の霊である
 「木之花咲耶姫
 (このはなさくやひめ)」が
 最初の桜のタネを
 富士山からまいたといわれ、
 「さくやひめ」の名前から
 「さくら」になったらしい。
 なお、「木之花」は
 「此花」と書かれることもある。
  此花咲耶姫 → ”この花(桜)のように 美しい姫”。
     この名前は「古事記」に出てくる。

・幹のところに横向きの線が
 入っているのが桜の特徴。
・秋の紅葉もきれい。

・山桜は、花が咲くのと
 葉が出てくるのがほぼ同時で、
 葉っぱが茶色いのが特徴。
 (5月を過ぎると
  ふつうの緑色の葉っぱになる)
 染井吉野より、
 少しだけ遅れて咲き出す。

・日本の国花は、
 この桜(厳密には「山桜」)と菊の2つ。

・なぜ桜は 人気があるんでしょう?

  「咲く前から開花を待ち構える
   雰囲気がある」
    ”いよいよ桜シーズン”
    といううたい文句で
    いろいろPRされるので
    開花日が待ち遠しくなる

  「節目の季節に咲く」
    卒業、入学、入社など、
    いろいろな節目の時期に
    いっぱい咲くので
    印象に残りやすい

  「いろんなところで
   一斉に開花する」 → 驚き♪

  「花は木全体に咲く」
    → ボリューム感

  「花は葉っぱが出る前に咲く」
    → 花が目立つ

  「うすピンク色(染井吉野)」
    → 見ていると
      ほのぼのとした
      気分になれる

  「すぐ散ってしまう」→ 日本人好み

  「散るときに
   ハラハラと風に乗る
   花びらが美しい」
    → 絵になる

 こういった要素が桜に
 揃っているからだと思います。
 (これだけの条件が
  そろってる花は他にはないですね)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:クサボケ、シドミ   花言葉:一目ぼれ

  今日の一句:卒業やそれぞれ風の中へ散り     鷹派狩行

  (NHKラジオ深夜便から引用)