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木蓮(もくれん)

2013年03月11日 | Weblog
これは、木蓮(もくれん)科、モクレン属の木蓮(もくれん)という花である。木蓮も、このところの暖かさで一斉に咲き始めたようである。先日までは、寒くて花枯れ状態だったが、このところ何処も彼処も、花・花といって花が一杯と言ったような感じである。ところで、木蓮と辛夷と、どちらが早く咲くかという話がある。辛夷は、どちらかと言えば山の花、木蓮は、里の花である。比較は難しいが、里の方が幾らか早く咲くような感じである。もっとも、綺麗に咲けば、早くても遅くても関係がないと思うのだが。




木蓮(もくれん)・木蓮(もくれん)科。
・学名  Magnolia liliflora
   Magnolia : モクレン属
   liliflora または
   liliiflora : ユリ(Lilium) のような花の
 Magnolia(マグノリア)は、
 18世紀のフランス、
 モンペリエの植物学教授
 「Magnol さん」の名前にちなむ。
 
・開花時期は、 3/20 ~ 4/末頃。
 白木蓮よりも
 10日ぐらいあとから咲き出す。
・原産地は中国。

・外側は赤またはピンク色。
 内側は白。
 外側と内側のコントラストが美しい。
 花はけっこうでかい。
 葉っぱが出てくるちょっと前に咲きだす。

 「紫木蓮(しもくれん)」
 「唐木蓮(とうもくれん)」
 など、いろいろ種類があるが、
 「木蓮」として
 1ページにしました。

・読みは、
 木蓮科の漢名である「木蘭」の
 音読み「もくらん」が
 「もくれん」に変化。
 漢名の「木蓮」は、
 花が「蓮(はす)」に
 似ている木、から。

・木蓮は、地球上で最古の花木
 といわれており、
 1億年以上も前(!)から
 すでに今のような姿であったらしい。

・香水の材料としても使われる。
・欧米では椿(つばき)類、
 躑躅(つつじ)類
 とともに3大花木とされている。

・花の終わりの時期は
 けっこう劇的です。

 2006年4月、
 満開の木蓮の木の下を
 通りがかったとき、
 風もないのに突然花びらが
 バーッと100枚ぐらい
 一気に降ってきたのです♪

 木蓮の花びらは大きいので、
 地面に落ちるとき
 ほんとに大粒の雨が
 降りだしたかのような
 「バラバラ」という
 大きい音がしました。

 「もう、花びらを
  落としてもいいよ」
 という、木の中の指令が、
 幹、枝を通して
 花に伝わったのかな、
 と思いました。
 
 (このときは居合わせた人が何人かいて、
  花びらが降ってきたときには
  一様に驚きの声が上がりました)

・4月15日、5月7日の
 誕生花(木蓮)
・花言葉は 「自然への愛、持続性」(木蓮)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:デージー、ヒナギク   花言葉:無邪気、幸福

  今日の一句:野遊びのひとりひとりに母の声   橋本榮治

  (NHKラジオ深夜便から引用)