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山茱萸 (さんしゅゆ)

2010年03月06日 | Weblog
この花木は、数日前、迂闊にも誤って満作(まんさく)として此処で紹介してしまった。昨日、この花木を植えている当のご本人に確かめたところ、稗搗き節で名高い山茱萸(さんしゅゆ)であることが判明した。ここに訂正し、お詫びを申し上げる次第である。

山茱萸 (さんしゅゆ)
・水木(みずき)科。
・学名 Cornus officinalis
Cornus : ミズキ属
officinalis : 薬用の、薬効のある
Cornus(コーナス)は、ラテン語の「cornu(角)」が語源。
材質が堅いことから。

・開花時期は、 2/25頃~ 4/10頃。
・中国と朝鮮半島が原産地。
日本に渡来したのは江戸中期。
・難しい名前です。
「さんしゅゆ」は中国名「山茱萸」の音読み。
”茱萸”はグミのことで、秋にはグミのような実がなります。赤く熟し食べられます。

・梅の香りに誘われる時期に、葉の出る前に黄色の小さな花をたくさんつける。
早春を代表する花木のひとつ。
・別名 「春黄金花(はるこがねばな)」。
”木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝く”。

  (季節の花 300から引用)