ここ数カ月、以前にも増して立禅に凝りまくっている私であるが、やっていて思うのだが、武術、格闘技は言うに及ばず、スポーツや芸術関係の人達もこれに取り組まれると大変有効ではないかと感じている。
立禅を組むメリットは色々あるのだろうが、体内の深層筋を表在筋よりも優先的に機能させ、さらに強化することで、骨格の支持力を格段に高めるという点が大きいと考えられる。
肩関節、股関節、最も大きいのは脊柱の支持力であり、その一方でハムストリングの伸張反射を有効化する。
すでにフルコン系空手で立禅や這いを稽古に取り入れている人達も多いと思うが、ボクシング等でもその効果は大きいと思う。
競技として勝つための技術は専門に磨いていくしかないが、それ以前の身体運用の基盤をガラリと変えてしまえる。
野球やゴルフ、サッカーでも有効であろうし、陸上競技や水泳といったレコード更新を目標とするスポーツでもその効果は期待される。
ヒップホップやサルサと云ったダンスも、脊柱の支持力に併せて、横方向の動作時に股関節を支える内転筋が強化されるので、動作パフォーマンスが変化する。
ひとつは骨格の支持力という表現をしたが、それは、腸腰筋を鍛えて脊柱を根元から支える力を養成、強化することが出来得ると考えられるからである。
これによって、運動家の動作における基本性能が格段に変化すると考えられる。
スポーツ以外でもピアノやバイオリン、フルートといった音楽の演奏も、脊柱の支持力が強化されることによって肩から先の腕の動きがより円滑化したり、歌を歌う際も肋椎による肺の吸気量が増大して声の伸びも向上する。
書道などにおいても、脊柱が安定することで筆の運びが変わる。
さらに、スポーツや芸術等の専門分野に限らず、日常の仕事や生活の質も変わる。
私自身の経験だが、ここ数カ月、上手く表現できないが、脳が活性化するというか、その場その場の仕事においては、以前の様なひどい疲れを感じにくくなった。
ただ、立禅を長時間組むようになった当初は、夜、寝る時間になっても気持ちが高ぶっているというか、元気があるというか、そんな感じで不眠にもなった。
現在、それは解消しているが、脳内ホルモンの分泌にも何らかの好影響があるようである。
デスクワークをされる方や、立ちっぱなしで仕事をされる方は姿勢を支える力が強化されるので、仕事が効率的になり、疲れにくくなると考えられる。
立位における全身の血液、脳脊髄液といった体液の循環も促進されると考えられ、高齢となっても体力の低下や機能障害の防止に役立つ。
長時間の立禅を組むようになって自身の身体の問題点が発見されることもあるようである。
立禅の最中、以前に痛めた左の腰背や左の股関節の付け根から内股にかけて、著しい熱感が現れたこともあったが、筋肉の拘縮箇所の血流がアップしていると思われる。
以前からあった左腰の固かった感じが緩和している。
現代人の生活力そのものを強化させてしまう可能性がある。
本日の午前中、自身の立禅記録(?)を3時間に更新した。
現在のところ、以前は地獄とまで言ったきつさはなくなっているが、天国のような気持ちよさも無くなっている。
ただ、自身の身体の中で何らかの変化が認められるのは、長時間が経過して以降が多い。
最近は、立っていて股関節の後ろ側で身体を支えていた感じであったのが、ある時にフッと消えて無くなり、全身の立っている感覚が無くなるというか、どこで身体を支えているのかわからなくなるような、不思議な感覚とも言えない感覚が現れたことを経験している。
例えて言うと、身体の中が透明になったような感じでもある。
一度、体験すると次回からはもっと短い時間でその感じが現れてくる。
さらに、歩法や身法や打撃といった武術としての動作においてもそれらが反映されてくるのがわかる。
立禅もそれが自然と動作や諸々に反映される段階から、自身の潜在的な能力を引っ張り出してしまう段階まで色々とありそうだが、各人の取り組み方次第であると思う。
武術のみならず、スポーツや音楽、芸術に取り組まれている方から健康増進を目的としている方まで、幅広く、立禅に取り組んで見られることをお勧めする次第である。
太氣拳成道会
http://www.joudou.jp/
立禅を組むメリットは色々あるのだろうが、体内の深層筋を表在筋よりも優先的に機能させ、さらに強化することで、骨格の支持力を格段に高めるという点が大きいと考えられる。
肩関節、股関節、最も大きいのは脊柱の支持力であり、その一方でハムストリングの伸張反射を有効化する。
すでにフルコン系空手で立禅や這いを稽古に取り入れている人達も多いと思うが、ボクシング等でもその効果は大きいと思う。
競技として勝つための技術は専門に磨いていくしかないが、それ以前の身体運用の基盤をガラリと変えてしまえる。
野球やゴルフ、サッカーでも有効であろうし、陸上競技や水泳といったレコード更新を目標とするスポーツでもその効果は期待される。
ヒップホップやサルサと云ったダンスも、脊柱の支持力に併せて、横方向の動作時に股関節を支える内転筋が強化されるので、動作パフォーマンスが変化する。
ひとつは骨格の支持力という表現をしたが、それは、腸腰筋を鍛えて脊柱を根元から支える力を養成、強化することが出来得ると考えられるからである。
これによって、運動家の動作における基本性能が格段に変化すると考えられる。
スポーツ以外でもピアノやバイオリン、フルートといった音楽の演奏も、脊柱の支持力が強化されることによって肩から先の腕の動きがより円滑化したり、歌を歌う際も肋椎による肺の吸気量が増大して声の伸びも向上する。
書道などにおいても、脊柱が安定することで筆の運びが変わる。
さらに、スポーツや芸術等の専門分野に限らず、日常の仕事や生活の質も変わる。
私自身の経験だが、ここ数カ月、上手く表現できないが、脳が活性化するというか、その場その場の仕事においては、以前の様なひどい疲れを感じにくくなった。
ただ、立禅を長時間組むようになった当初は、夜、寝る時間になっても気持ちが高ぶっているというか、元気があるというか、そんな感じで不眠にもなった。
現在、それは解消しているが、脳内ホルモンの分泌にも何らかの好影響があるようである。
デスクワークをされる方や、立ちっぱなしで仕事をされる方は姿勢を支える力が強化されるので、仕事が効率的になり、疲れにくくなると考えられる。
立位における全身の血液、脳脊髄液といった体液の循環も促進されると考えられ、高齢となっても体力の低下や機能障害の防止に役立つ。
長時間の立禅を組むようになって自身の身体の問題点が発見されることもあるようである。
立禅の最中、以前に痛めた左の腰背や左の股関節の付け根から内股にかけて、著しい熱感が現れたこともあったが、筋肉の拘縮箇所の血流がアップしていると思われる。
以前からあった左腰の固かった感じが緩和している。
現代人の生活力そのものを強化させてしまう可能性がある。
本日の午前中、自身の立禅記録(?)を3時間に更新した。
現在のところ、以前は地獄とまで言ったきつさはなくなっているが、天国のような気持ちよさも無くなっている。
ただ、自身の身体の中で何らかの変化が認められるのは、長時間が経過して以降が多い。
最近は、立っていて股関節の後ろ側で身体を支えていた感じであったのが、ある時にフッと消えて無くなり、全身の立っている感覚が無くなるというか、どこで身体を支えているのかわからなくなるような、不思議な感覚とも言えない感覚が現れたことを経験している。
例えて言うと、身体の中が透明になったような感じでもある。
一度、体験すると次回からはもっと短い時間でその感じが現れてくる。
さらに、歩法や身法や打撃といった武術としての動作においてもそれらが反映されてくるのがわかる。
立禅もそれが自然と動作や諸々に反映される段階から、自身の潜在的な能力を引っ張り出してしまう段階まで色々とありそうだが、各人の取り組み方次第であると思う。
武術のみならず、スポーツや音楽、芸術に取り組まれている方から健康増進を目的としている方まで、幅広く、立禅に取り組んで見られることをお勧めする次第である。
太氣拳成道会
http://www.joudou.jp/
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