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1991北斗旗空手道体力別選手権大会・軽重量級決勝戦

2019-05-19 17:16:00 | 格闘技、武道


1991年の北斗旗空手道体力別選手権大会・軽重量級決勝戦。

大道塾の寮生同期であった石田圭市選手と対戦。
石田選手は前年の北斗旗無差別大会でも準優勝しており、当時の強豪選手の一人であった。
レスリングでは国体3位の実力があり、重量級の選手と真っ向から打ち合い、そして打ち勝つほどのパワーファイターであった。
その石田選手に何とかしのぎ勝ち、優勝することが出来た試合であった。

この年秋の北斗旗無差別大会にも出場したが、3回戦敗退でベスト16止まりだった。

大道塾は当時の日本の格闘技界の中でも常に注目を集める存在で、トップ選手の実力はプロをも凌駕するほどのものであったと思う。

大道塾にいた頃に北斗旗をはじめ、道場内での組み手を含めて多くの経験を積ませていただいたことが、その後の私を支えてくれている。

北斗旗ルールは実践性と安全性を兼ね備えた合理的な試合方式であり、現在の海外での普及を見ても、それは現代という時代に即したものなのだと思う。

私は大道塾を去り、今は違う道を歩んでいるが、私のような凡夫が今現在もこのような形で武術に取り組めているのは、大道塾の頃の経験があってからこそだ。

大道塾で格闘技に取り組めていたことを心から誇りに思うし、東先生や諸先輩、お世話になった方々に本当に感謝している。


太氣拳成道会
http://www.joudou.jp/


1990大道塾関東地区大会・軽重量級

2019-05-05 13:01:00 | 格闘技、武道


1990年、北斗旗空手道体力別選手権大会の予選となった関東地区大会。

私は軽重量級で参加。

前年の北斗旗の後、岩間先生と出会い太氣拳に取り組み始めていた。

試合では随所に太氣拳的な動きをみせているが、今考えてみても、無謀なことをやっていたものだと思う。
太氣拳の特性である内勁もほとんど備わっていない状態で、よくこんなことが出来たものだと我ながら冷汗が出る思いがする。
しかし、通常の格闘技の攻防とは異なるリズムや間の取り方に対戦相手が戸惑ってくれたおかげで優勝することが出来た。

決勝戦で対戦した福島博信選手は一橋大学に現役で合格した程のインテリで、当時の大道塾ではその将来を期待されている有望選手の一人であった。

この関東大会の後に本戦である北斗旗体力別の決勝戦で福島選手と再び対戦することになったが、雪辱を許してしまう形になり準優勝であった。
この時の北斗旗本戦の映像は紛失してしまっていた。

福島は後に大道塾を退会、新空手関東大会で優勝するなど、他の大会でも実績を残している。
その後、久保勇人先生の太氣拳協会で太氣拳を始めたと聞いていたが、その後、どうなっているのかはわからない。




同年秋に開催された北斗旗無差別では3回戦に進出、ベスト16であったが、パッとしない内容の試合ばかりだった。

「太氣拳をやり始めると、これまで身に付けていた武道や格闘技の技や動きが、一旦、バラバラに分解された様な状態になって実力が低下したように感じる時期が訪れる。このような段階を繰り返して、太氣拳の中でこれまでの動きが再構築される」と言われていたが、太氣拳に取り組み始めてちょうど1年くらいのこの時の私が、その様な状態であったのかもしれない。

打撃も太氣拳も中途半端、試合に臨むにはまだまだ甘かったと言わざるを得ない。


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