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歩法・姚承榮先生

2018-06-30 07:56:00 | 格闘技、武道


意拳の第一人者である姚承榮先生の動き。

歩法における争力、弾力の完成度の高さ。
膝の抜き、股関節のとらえ、頭頂の引き上げ、等々・・・、まるで、身体操作の教材のような内容にあふれている。
佐藤先生の著書に書いてある通り、重心は低く、しかし、足裏は地面から少し浮いている様で、まるで床の上を滑走するかのような独特な動き。

姚承榮先生の歩法は、まさに芸術的とさえ言える。

このレベルからすると、私の歩法はまだまだ。
しかし、この動画が撮影された時の姚承榮先生の年令は55~56歳くらいではないかと考えられ、現在51歳の私にも、この段階に至れる可能性はある。

アスリートとしてはとっくにピークを過ぎているかも知れないだろうが、王薌斎先生由来の武術であれば、まだまだこれから成熟した武術を自分なりに目指すことができる。


太氣拳成道会
http://www.joudou.jp/


探手・歩法

2018-06-18 16:01:00 | 格闘技、武道


先日、組み手の後、自分の動きを確認してみたくなって3年ぶりに探手を撮影。

探手とは相手との攻防を想定した自身の動きの仮想訓練であり、シャドーボクシングに相当する。
動きの条件を限定して、ある目的に特化した仮想訓練にもなる。
動画は歩法、即ち、足さばき、フットワークに特化した探手。

3年前に比べて、股関節の蓄がよくなっている。
股関節の含みが動きの中でバラけないので、3年前に比べて固さが少しぬけている。

通常、ボクシングなどに代表される跳躍式のフットワーク、足さばきとは異なり、重心は下に沈めるけれど固まらず、足裏は地面から少し浮いた感じで滑らかに位置移動することが要求される。

歩法においては弾力の有無が動きの機敏さを左右する。
弾力とは立禅によって獲得される能力のひとつである。
立禅において、弾力の獲得に至れば、フットワークに顕著な違いが現れてくる。
全身に軽いバネが備わったような状態だが、通常のスポーツで使用される筋肉の伸張反射に加えて、上下の争力によって前後左右の争力を引き出し、効率的に弾力を使いこなせるかどうかが、この武術の特徴でもある。
弾力の有無は、歩法探手によって客観的に観察することができる。

51歳を過ぎても自身の動きの質が変化し続けているので、動きを追求する楽しみが変わらない。
この武術の醍醐味である。


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試合結果・RISE ZERO

2018-06-05 11:30:00 | 格闘技、武道
RISE ZERO
(主催 RISE ZERO実行委員会)


平成30年6月3日 大森ゴールドジムサウス東京アネックス



「 第3試合 RISING ROOKIES CUPスーパーライト級(-65kg)一回戦 3分3R延長1R 」

〇城大眞(KSS健生館/福岡) 3R TKO ×裕太(BBF種子島)



ご指導いただいているKSS健生館・福岡支部長である組坂幸喜先生、及び、KSS健生館スタッフの皆様に心から御礼申し上げます。
RISE ZERO実行委員会の皆様、有難うございました。


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