新たに弐段誕生！

去る１２月７日、井上、中野が弐段昇段審査としての８人連続組み手に挑戦！
見事にこれを完遂し、弐段に昇段！！

昇段に際してのハードルとなる連続組み手、今回は前半４人をマスク着用、後半４人を素面、掌底による組み手にて実施。
格闘技としての基礎的な力量を判定すると同時に、非日常的ともいえる組み手稽古を継続し、実際性を重視した武術である太気拳を体得していく可能性があり得るかどうかをも判定する。

井上、中野両名とも、岩間先生承認による練士五段をひとつの努力目標として取り組んでいることは間違いなく、それを達成するためには組み手は必修で、又、組み手による実技検証は必須であることは言うまでも無い。

井上が３８歳、中野が４７歳であることを考えると、社会人、家庭人として最も大変なこの時期に、限られた稽古量での昇段はある意味、同じ環境にある後進の希望となり得るであろう。

今回の昇段は評価に値すると同時に、反面、いくつもの課題を含んでいることは本人たちが最も自覚しているところであり、今後、益々の奮起に期待するものである。

話は変わるが、ふたりとも成道会きっての酒豪であり、この人たちと飲んだら最後、ベロベロのグチャグチャになるまで飲まされまくって、翌日は頭痛とむねやけに悩まされるのが常である。
ふたりとも、酒の飲みすぎには注意しましょう。（何、お前もだって！？）



「新弐段・井上顕雄　３８歳　公務員　福岡県福岡市出身」
本人コメント
「その場におられた同門の皆さん方に、声援をいただきながら、どうにか八人連続組手を完遂することが出来、そして、どうにか弐段に昇段することが出来ました。ありがとうございました。
昇段審査の為のトレーニングをしっかりとやってきたつもりでしたが、やってみて、全くトレーニングが足りないことを痛感しました。
スーパーセーフ着用時と素面素手の時の動きや気持ちの在り方など、課題が山積みする内容でしたが、これから、その山積みした課題と向き合い、また、日々の鍛練を行いたいと思います。ありがとうございました。」

井上顕雄・新弐段

「新弐段・中野浩二　４７歳　会社員　長崎県西海市出身」
本人コメント
「城先生、本村、馬原両錬士の先輩や諸先輩のご指導、そして稽古仲間のおかげで弐段に昇段することが出来ました。ありがとうございました。
太気拳のことは何一つ知らずに入門した自分が、この不思議な武術に魅了され、今では毎日立禅をやるようになりました。
これからも、成道会の弐段位に恥じない実力をつけるよう朝鍛夕錬の想いで稽古に精進するつもりです。よろしくお願いします。」

中野浩二・新弐段

空手拳法成道会
http://www.joudou.jp/