上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

オイカワ・・・だったのかな?

2011-09-28 20:10:52 | 上武水族館
暫く前に「ウグイ」かなと思って紹介した魚。
冬にメダカより小さい稚魚の状態で利根川から我が家へお迎えして、9ヶ月以上。

前回の記事からも2ヶ月近く経つ。
・・で、久々に写真を撮ってみた。



照度が足りないからシャッタースピードが遅い。
後ろに写っているのが完全にぶれている。

前回紹介したときに一番大きかった魚はあまり変わらない大きさだけれど、小さかった魚たちも大分大きくなってきた。

さすがに動きが早くてわからないので、ストロボを焚く。

 

水槽のガラスのコケが目立つなあ・・・・
そろそろ洗うかなあ・・・

で、この写真。



形がどうもウグイではなさそう。背中の感じもちと違う。

このメタリックな感じはオイカワだったのかなあ・・・
稚魚から育てたこと無かったからなあ・・・
釣ったオイカワってすぐ死んじゃうし・・・
オイカワってじっくり見た記憶があんまり無いんですよね。
・・ああ、ハヤかぁ・・・ってかんじで。



この写真には写ってないけれど、この水槽にはシマドジョウとヌカエビが何匹か生き残っています。
めったに姿が見られませんが。
台風の影響が心配だけど、利根川にまたエビ探しに行きたいなあ・・・

ウグイ

2011-08-01 20:43:24 | 上武水族館
ここの所はっきりしない天気が続いている。
土日と雨に降り込められてしまうと、
記事に困ってしまう・・・

と言うわけではないけれど、久々に上部水族館。

冬の間に捕まえてきたエビや小魚が成長して来た。

ヌカエビ。



すでに半年以上水槽の中に生息している。

と、底砂をみると・・・



小さなエビが・・・



この大きさと言うことは・・・
おそらくこの水槽の中で生まれ、大きくなったものと思われます。
ゾエア期からこの小さな水槽の中で、魚たちもいる中、
ここままで大きくなったものです。



魚たち。
めだかと一緒にとってきた稚魚が・・・
一匹だけこんなに大きくなった。



メダカはいつの間にか姿を消してしまったが、
稚魚たちは生き残った。
その中で一番餌をとるのが上手だったのだけが、
4倍近く大きくなった。
多分同じ種類だと思うけれど・・・

候補としてはウグイ・アブラハヤ・モツゴあたりか?
モツゴではなさそうだから、アブラハヤか、ウグイだと思われる。

この暑さを乗り切れるだろうか・・・

カブトエビ・ホウネンエビ

2011-07-14 20:59:35 | 上武水族館
今日はもう一件。
日曜日の妻沼の続き。
久しぶり(いつ以来だ?)の水生生物ネタです。

雪くまと団子というリクエストと無事終了し、漸く解放奥様を見送ったワタクシ。
徒歩で遥々深谷を目指します。
炎天下、入道雲や足元の田畑を眺めつつ歩を進める私。
と、水田になにやら蠢くものが・・・
明らかにおたまじゃくしではない。



無数の脚がワシャワシャワシャ・・
地球外生命体のようなこの生物は「カブトエビ」。
天然記念物のカブトガニを成人の小指の爪くらいにしたような生き物です。
水田に水が入ると、いつの間にか湧いて出ます。
写真の固体は背泳中に座礁、身動きが取れなくなった様子。

さらに歩を進めると・・・今度は無数の蠢く群れ。

 

こちらは「ホウネンエビ」。
懐かしのシーモンキーの近縁種です。
こちらも水田に水が入るといつの間にか現れ、
いつの間にか姿を消します。

これらのエビは乾季を卵で乗り越え、
浮きになると一気に成鳥、繁殖する習性が有ります。
冬に水が抜かれる乾田は
生活サイクルにあっているのでしょう。

カブトエビは江戸時代以降に入ってきた外来種で、
日本には3種類入っているようです。

そのころは一年中水が張られた湿田が多かったはず、
住みにくかったでしょうね。

ところでこの、

ホウネンエビ。
漢字で書くと豊年蝦。
これが出ると豊作になるといわれている。
これだけいれば、豊作間違いなしだね。

今、NHKの天気予報を見ている。
前橋、今日37度もあったんだ。
あ、あしたも。
・・はあ。

水槽に生物兵器を・・・

2011-01-15 21:36:59 | 上武水族館
今日は寒い一日でした。
このところの寒さで実家の畑のほうれん草や大根の収穫に支障をきたしています。
実家から深谷に戻るころに雪がちらほら・・・

さて・・・
寒くなると手を抜きがちになるのが水槽の掃除。
水換えは行っていたものの、ガラス面の掃除は手が冷たくて・・・

年末にはこんな感じに・・・

中がまったく見えない・・・
これじゃ水槽の意味がない・・・
かといってこの寒さに手を突っ込むのは・・・

と言うわけで、水槽にコケの掃除用生物兵器を投入。

大量のヌカエビ(ヌマエビ北部―中部群)を投入。

彼らにコケを食べてもらおうと言う魂胆です。

で、3週間が経過。
現在こんな感じ。


もくもくとお仕事中です。



下の魚はウグイ(またはオイカワ)の稚魚。
ほかにメダカとシマドジョウがすいそうに入っています。
ここにヨシノボリやジュズカケハゼ、カジカなどを入れてしまうと、あっという間に
ヌカエビは壊滅状態に陥ってしまいます。
ま、餌としてエビを入れていた時期もありますが・・・

もうしばらくがんばってもらいましょう。

ヌカエビの稚エビ

2010-11-18 20:32:37 | 上武水族館
久しぶりの水生生物ネタを。

夏に捕まえたヌカエビ(沼エビ北部―中部群だったかな)抱卵していた固体を別水槽に分けておいたところ、だんだんと大きくなりました。

この写真のどこかに稚エビ(子エビ)がいます。


右下の水草の上に注目。


大分大きくなりましたね。
特にえさも与えず、水草のみの水槽で勝手に増えています。
10匹くらいエビになったかな。

エビは卵からかえると、ゾエア幼生という、プランクトンのような姿になります。
エビ、と言うより、クモを小さくしたような・・・
たぶん共食いしながらこの大きさまで育ったのでしょう。

因みに大人はこんな感じです。

えさもないのに繁殖する、丈夫なエビですが、水質の悪化には弱いようです。

上流域には殆どいなかったので、見たことがありませんでした。
小さいころはエビと言えば、スジエビで、このヌカエビを見たのは大人に成ってからでした。