猿投神社の千手観音が修復されて、豊田市郷土資料館で公開されていると聞いて、行ってきました。(前回のブログ)
その足で猿投神社にも参拝しました。
猿投神社は、猿投山の麓に本社があり、山中に東の宮、西の宮があるそうです。
最初に見えてきたのは、黄色い大きな鳥居。
鳥居をくぐり、石橋を渡り、総門をくぐると杉並木の参道が続いています。
こんな立派な杉の木もありました。
参道の先に今度は茶色い鳥居。その向こうが拝殿です。
祭神は、大碓尊(おおうすのみこと)。景行天皇の子、日本武尊の双子の兄です。
大碓尊は、猿投山の山中で毒蛇にかまれてなくなったとされ、猿投神社西の宮近くに墓所があり、宮内庁により管理されています。
猿投という地名は、景行天皇が伊勢国に行かれたとき、飼っていた猿が悪さをしたため、伊勢湾に投げ捨てたのだそうです。その猿が逃げてこもったのがこの山だったので、猿投山と言うようになったとか。
中門脇には、親子ざるの彫刻が。
左鎌の絵馬が数多く奉納されていました。
大碓尊が左利きで、左鎌を使ってこの地方を開拓したことにちなんでいるとか。
職場の安全祈願のために、トヨタ系の会社が左鎌の絵馬を自作して、部署ごとに奉納しているようでした。
つづく