猿投神社の千手観音が修復されて、豊田市郷土資料館で公開されていると聞いて行ってきました。
その足で猿投神社にも参拝しました。(前回のブログ)
今回修復された十一面観音立像は、猿投神社境内外の山中観音堂に秘仏本尊として安置されていたそうです。
猿投神社の奧、山を少し入ると観音堂はありました。
建物は、室町時代のものだそうで、中尊寺の金色堂のように鞘堂で覆われています。
猿投山は、古くから山岳信仰、巨石信仰のあった山で、猿投神社の神宮寺として白鳳寺という大寺院があり、最盛期には16坊を有していたそうです。
今回修復された十一面観音立像も平安時代の仏像とみられています。
観音堂のすぐそばに、大悲殿東昌寺というお寺がありました。
境内にたくさんの石の仏さまがいらっしゃいました。
どんな仏さまでしょうか。
これは新しい感じ。
猿投山の歴史を静かに見守ってこられたのかもしれません。