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考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作問題 「居酒屋」答えと考え方2~5

2014-12-17 00:09:55 | 英作 解答
2. 彼は酒が強い。


→He can hold his drinks. という言い方がある。それ以外の言い方を考える。酒が強いということは、たくさんの酒を飲むことであるので、 He drinks a lot of beer(alcohol). 酒が強いということは、酔わないことなので、He never gets drunk. たくさん飲んでも変わらないので、 Drinking beer never changes him at all. 赤くならないので、Alcohol never turns him red. He never turns(becomes) red when he drinks a lot of beer. 酒に強いということは、飲み続けることなので、He keeps on drinking beer all the while at the party. He never stops drinking beer at a party.

3. 酒を飲むと人格が変わる。

→違う人になる、として、 He becomes (totally ) a different man. He is like a different man, when he gets drunk. Alcohol changes him a lot. 人格が変わるというのは、普通は、悪いことを意味する。おそらく、凶暴になるので、He becomes violent when he gets drunk. He is very dangerous when he drinks alcohol. 怒り出すとして、 Alcohol makes him angry. 手がつけられないのならば、 He becomes out of control when he gets drunk.

関連して、酒を飲んだら陽気になるならば、 Drinking alcohol makes him very happy. Drinking alcohol makes him laugh and talkative. When he drinks alcohol, he becomes very funny.


4. 彼は酒を飲むと、ネクタイを頭に巻く。

→ He puts his tie around his head when he gets drunk. He ties his tie around his head when he drinks alcohol. He wears his tie around his head. I see him with his tie around his head whenever he is drunk. He has a (neck) tie around his head ~. He keeps his tie around his head whenever he is drunk.

5. 彼は酔うと泣き出す。


→Alcohol makes him cry. He starts crying when he gets drunk. Drinking alcohol makes him feel very sad.

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英作問題 『居酒屋』答えと考え方1

2014-12-16 06:30:00 | 英作 解答
    《居酒屋》
1. とりあえずビールだ。

→なぜ「とりあえず」なのか。さしあたってビール。いや、ビールも何も、他のものを選べばいいじゃないか、とも思うが、なぜビールなのか。考えさせられる。ビアホールならビールだろうが、なぜにビールだけ?そんなにビールが好きなのか?それもあるだろう。しかし、個人の好み、嗜好性を超えた何らかの文化的意図、暗黙の了解的なものをここに感じる。

同じ釜の飯を食う、という言い回しがある。会社等、同じ苦労を共にした、深い絆で結ばれた者同士、ということ。ちなみに、company (会社)という単語の由来は、com が「一緒に」を表し(→community、communism、common 等の “com ”)panyが、 フランス語のpan (食べるパン)から来ていて、「同じパンを食べる」から転じて companyができたらしい。洋の東西を問わず情理は異ならず、といったところ。だとしたら、ビールの考察に戻ると、なぜとりあえずビールなのか。さしあたっては、他の選択肢はさておき、個人の嗜好を度外視して、この個人主義の、個性花咲く日本において、あらゆる選択肢を切り捨て、毎度同じく「ビール」なのか。連帯感のためである。居酒屋に皆で行き、注文する段になって、みんながビールを頼むなか、飲めない人はウーロン茶を頼む際のいささか冷ややかな空気。何の罪もないのに感じる飲めない人の罪悪感。飲む、飲まないのは個人の勝手なはず。面白い。ビールを飲まなきゃ人じゃない的社会的風潮(まあ私も「とりあえずビール」飲みますけどね)。人に強制されて飲む「一気飲み」文化もこの辺りの消息を表しているのではないか。

さてそろそろ英語に表現しなければ。この「とりあえず」は、辞書では、for the time being、 や for now. などが出ている。思索をここまで進めてくれば、「とりあえずビール」は、みんなで連帯感を強め、絆を深め、より一層今後も協力していきましょう、という隠れた意図があることが判明するので、これを表す英語はLet’s であろう。辞書や自動翻訳では、とりあえず=for the time being等程度しか訳出できない。ここが、機械と人間の相違である。機械には感じることのできない微妙な感情を知性とハートをもつ我々人間は、心の機微を感じ考えることで、表現し得る。 let’s という英語。let us~. 一緒に、何はともあれ。ごちゃごちゃ言わずにやりまっせ。let’s の心理、語感は、とりあえずビールと言う時の感じにフィットする。絆を深め、連帯感を醸成する let’s.


英語は面白い。英作などしなければ、考えることのない事柄も、産みの苦しみ(表現)を経て、その本当の意味を了解し得る。機械(自動翻訳)になど任せてられない。我々には知性がある。意味を洞察し得るのは、思索する精神のみである。我々英語学習者は、もっと自分に、自分の感性に、自分の経験に、自分の精神に自信をもつべきである。本当の英語学習(英作を含めて)とは、劣等感や依存心を克服し、自分に対して、本来もち得る自信を取り戻すことなのである。
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英作問題 『居酒屋』

2014-12-15 06:30:00 | 英作 問題
    《居酒屋》
1. とりあえずビールだ。



2. 彼は酒が強い。



3. 酒を飲むと人格が変わる。



4. 彼は酒を飲むと、ネクタイを頭に巻く。



5. 彼は酔うと泣き出す。



6. 酒は百薬の長。



7. ビールとワインをちゃんぽんして悪る酔いした。



8. 彼は酒で人生をダメにした。



9. 飲酒運転は罰金が30万円だ。

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英作問題『新聞』の答えと考え方12

2014-12-14 00:56:40 | 英作 解答
12. 勧誘の人がしつこい。

→勧誘の人は、新聞の定期購読を勧める人であり、新聞屋から来て、新聞を買って、毎日新聞を読んでくれと頼む人である。They come and ask me to buy their news papers and to read them every day.  定期購読は、普通は subscribe to というイディオムを用いる。ちなみに、このsubscribe の由来は、sub が“下”を意味する(→subway, submarine, support 全部“下”を意味する)。続くscribe が“書く”を意味する(→describeで描写する、映画のscriptはシナリオ(書かれたもの)、医師が“書いた”処方箋 prescription 等)。よって、下に(sub)書く(scribe)とは、要は 契約書の一番“下に”、署名を“書く”から来ている。日経新聞を定期購読するは、I subscribe to the Nikkei newspaper. となる。

しつこい、とは。「しつこい」という単語を思い出すよりも、「しつこい」が使われる場面を想像しよう。具体的にはどういう意味なのか。何回も来る、の意味ならば、they come to sell (their newspaper) so often (every day, every week, so many times, over and over等)。 しつこい=あきらめない、ので、they try to sell and I say I don’t need it. But they won’t give up. もある。営業に来て、なかなか帰ってくれないことでもあるので、they come, and they won’t go (away) easily. こちらが、うんと言うまで帰らないので、they won’t leave until I agree (to sign, to buy their newspaper).  一つの事を言うのに、表現手法は様々にある。自分らしく考えることが肝要。少しくらい、間違ってもよい。人に頼らず、自分の手で、足で、頭で考えること(think for yourself). ここに掲げる答えは、本当は答えでも何でもなく、“考えるヒント”に過ぎない。こんなものは、足下に踏みしだきて進み、自分で考え、自分なりの表現を獲得することが「考える英語、英作修業」の眼目である。 Keep up the good work! (頑張って!)
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英作問題『新聞』の答えと考え方10、11

2014-12-13 14:02:16 | 英作 解答
10. 専門用語ばかりで、新聞は読みにくい。

→要は、知らない単語が多すぎて読めない、ということ。「専門用語」にひっかかると、表現が難しい。technical terms やjargon 等の言い方もある。自分の知っているなかで表現できないか考える。 There are too many difficult words in the newspaper. I can’ t read them (at all). I don’t know how to read the newspaper. A newspaper is full of words I don’t understand. I hate to read the newspaper. It’s too difficult for me. 等いろいろ。英語に直す時、大切なのが「大局」という考え。「専門用語」だけに目が行くと、パニックになり、必死に頭は、脳内の単語を検索する。そうではなく、一旦、文章全体を読み、自分の中に取り込んで、単語単位ではなく、文全体として意味を理解する。人生と同じ。目先の事に右往左往するのではなく、達人は諸事万事、鷹揚に構え、大所高所から物事を眺め、大局を洞察する。勝海舟の「着眼大局、着手小局」である。大局を見ないと、どこが急所か判別できない。全体を見ること。全体として何が言いたいかを考える。言葉を訳すのではない。想いを訳すのだ。

11. 今はネットでリアルタイムの情報が得られる。

→もしreal time を使うのであれば、辞書等でよく使い方を調べる。知らなければ使わない方が無難。私はわからない。あやふやな英語より、自分の慣れ親しんだ英語を使い、確実に意志が伝わる方がよい。 リアルタイムとは、24時間、常時ということだろう。常時とは、いつでもという意味なので、anytime が使える。情報を得るは、get がよいだろう。よって、 We can get information anytime on the internet now.  リアルタイム=常時、いつでもということだが、古い情報など不要なので、latest を入れて、なおかつ、ネットの特性である機動性(mobile) の要素も入れ、「リアルタイム」の“お得感”を増してもよい。 Now you can get the latest information on the internet anytime, anywhere. 論理的に考え「得る」とくれば、「与える」方も想定して、get の反対であるgive も考慮する。語順をひっくり返して、Internet gives you information 24 hours a day.
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