
硫黄島の釜場という場所です。大きな鉄製の鍋がかけられて並んでいた跡になっています。この場所は204設営隊という部隊が配置されていて兵士たちへの食べ物を煮炊きしていた場所だと言われています。私たちがこの場所に必ず行くのは、ここが戦前硫黄島に在住していて軍属として強制疎開せずに島に残されて犠牲になった80余名(82名から84名と言われています。旧島民の範囲をどう考えるかでこの差が出ます。)のうちの十数名は貨物廠という場所に配属されて最期を迎えたと言われていますが、残りの旧島民はこの部隊に配属されたと言われています。私の祖父の弟や二人の甥などの親戚たちがどこで死んだのかは詳しくは分かっていませんが、この釜場と関係があることは確かですので、みんなでここにお水やお線香をあげます。