先日からキビタキが盛んに鳴いていたので家内に見せようと一緒に公園へ行った。
いつもと同じ雑木林の園路沿いでよく囀っていたので、しばらく探して、なんとか近くの枝に止まったところで家内も双眼鏡で確認できた。
ダイミョウセセリもいつものところで
今シーズンもようやく見られたコチャバネセセリ
ヒメクロオトシブミも揺籃がたくさんできていたので家内と一緒に探して、ようやく１匹を家内が見つけた。
エゴツルクビオトシブミも一緒に探すがこちらは揺籃だけで親は見つからず・・・
お天気が悪くなってきたので引き上げる時に花に集まっている昆虫をとりあえず撮影。
ヒラタアオコガネの後ろ姿だけ・・・
ツマグロキンバエ。たくさんいるがいつもはスルー・・・よく見ると複眼の縞模様が面白い。
高校の生物の教師は蚊の専門家で、当時新種がいくらでも見つかるからそういう生物が面白いよと勧められた。一応蚊の飼育も指導されたことを思い出すが、工学の道に進んだので当時１年ほどは蚊の飼育をしていただけで終わった・・・ハエの仲間はショウジョウバエ以外は飼育経験はない。
アシナガコガネ
先日都幾川の方にいった時に撮影して名前がわからなかった野草。かえで⭐︎のデジブラ日記さんのブログに載っていたのでようやく判明。この方のブログはいつも名前の知らなかった野草が載っていて参考にしています。ありがとうございます。同じようなフィールドで撮影されているようなのでおそらく何度かすれ違っていると思いますが。
マツバウンラン。川の上流部の日当たりの良い高台に小さな群落があった。
この後寄った黒山三滝近くで見かけた野草。
ニョイスミレ
ミヤマハコベ
多分オオツクバネウツギ
ガクウツギかな？
名前がわからなかった小さな花
この日は探していたオトシブミの仲間は見つけられなかった。
イチモンジカメノコハムシの交尾を２組見つけたので、とりあえず連写。手持ちで接近しての連写だったのと多少の風で揺れるので適度にピントが移動した画像がたくさん残った。その中から適当に選んでPhotoshopで深度合成してみた。
元の連写した画像の一部
拡大トリミングして
深度合成したもの
同様にもう１組の元の画像
深度合成後
結構使える場合があるので連写しておいて後からピントの確認をして使うことがある。デジカメならではの使い方かもしれないが、処理に時間がかかるので、やはり時々使う程度。絞りを絞り込まないで使うので手持ち連写でもシャッタースピードが上がり、あまりブレないで済むがその分ピントは浅いので有効な時がある。カメラ内深度合成は手持ちではあまり使うことがない。
今日のもう一枚はナガサキアゲハの雄をようやく撮影。飛んでいたので連写してピントが出たものを使用。まだ羽は痛んでいないので羽化してまもない個体のようだ。元は南の蝶だったはずだが、もうこの公園でも普通に見られるようになった。こういった動いているものは手持ち連写での深度合成はできない。
今日もキビタキが３羽ほど囀っていたが高くて撮影は諦めた。いよいよ生き物達の活動するシーズンが始まって楽しめるようになった。
昨日キビタキを撮影の後もう一度エゴツルクビオトシブミ探してようやく１匹見つけた。
揺籃もいくつもあるので雌もどこかにいるはずだが見つからず・・・
珍しく小さなヒメカメノコテントウが見つかった。
こちらも小さなヒメカメノコハムシ
今日もヤマサナエ
ジャコウアゲハ
この日は普段見かけない小さな昆虫に出会えたのが嬉しい。
エゴツルクビオトシブミの揺籃がいくつかあるのを見つけて、親を探していたら、すぐ奥の方でキビタキの囀りが聞こえてきた。かなり高いところで鳴いているようなので、しばらくはオトシブミ探しに注力していたが、やっぱりキビタキが見たくて雑木林の中に入ってしばし探索。見上げていて首が痛くなったので、一旦林の外に出て眺めていたら飛ぶのが見えたのでようやく姿を追うことができた。高くて遠いがとりあえず望遠端で撮影し、トリミング。次々に移動していき、最後はだんだん近づいてきた。
このあと奥の方に飛んで行きこの日の撮影は終わり。今日は人通りが多かったがよく鳴いてくれた。やはりキビタキの声は澄んでいて心地良い。同じような音域のオオルリも時々この公園を通過するのだが、なかなか巡り合えない。
