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蝶鳥徒然2

自宅周辺で昆虫や鳥達などの自然を撮影

ライカのLマウントのオールドレンズElmar90mmと手製ベローズ

2022-03-06 14:08:27 | 撮影機材

学生時代に植物の図鑑に使用機材として載っていたライカのElmar90mmを一度使ってみたくて、以前、先輩から頂いて当初はフィルムカメラのニコンFに付けて撮影していた。接写専用に使うつもりだったので当初はミノルタのベローズをマウント改造して付けていたが、レンズに比べてあまりにも重いので、ベローズを木材とアルミ板とラシャ紙で作り、繰り出し部分は望遠鏡用のラック・ピニオンを購入して自作した。

当時のベローズの写真

その頃撮影したフィルムは見つからない・・

その後オリンパスOMDに付けられるようにマウントアダプターなどで改造した。

テスト撮影した画像。ボケ具合が独特の甘い感じで現代レンズとは雰囲気が違う。

持ち運ぶのに軽くていいのだが、昆虫を追いかけて撮るにはちょっと操作性が悪いので植物を狙う時だけ持ち出していた。実用性を考えると小型のヘリコイドを使った方が良いかと思うが、当時はベローズを折って作ることに熱中していたので、PENTAXの6X7用に大型のベローズを作り4x5用の長焦点距離のものを付けて使っていた。今から考えると邪道で、大型になる割には拡大接写には向かないシステムで近所に持ち出す以外は使わなくなった。フォーサーズ用はそのうち改造したいとは思っている。


虫の目レンズ改造

2021-08-24 13:45:14 | 撮影機材

先日オリンパスのページで高嶋さんのSSP有志写真展トークを見ていたら、OMD-EM1mk3の液晶画面を磁石で反転させて虫の目レンズを使っていたので、急遽手持ちのオリンパスOMD-EM1/OMD-EM1mk2/OMD-EM5で試してみた。反転できたのはOMD-EM1mk2だけだった。今まで虫の目レンズの画像を反転させるためにレンズを3段構成にしていたが、1段減らすことができればコンパクトにできるので手持ちレンズ群で色々試してみた。勘違いしていて3段構成でも反転画像でしたので訂正(2021・9・8)。2段構成では長さを短縮できることがメリットで、磁石で反転できればフレーム合わせが楽になるので使う場面によってはメリットが大きい。

今まで使っていた 先端:タムロンのCマウントレンズ2.2mm、中間:オリンパス17mm逆付け、マスター:旧ズイコー50mm3.5マクロ の構成からマスターレンズを除いてレンズ間の距離を再調整してみた。結果は周辺の色滲みなどが目立つのでこれ以上調整する気力が無くなり中止。相性が良く無い様だ。倍率の関係で焦点距離の短めのレンズということで、買ったままあまり使っていなかったオリンパスの30mmマクロレンズを中間リングを3段(42mm)重ねて使い先端にCマウントのボードカメラから外したマウントアダプターを取り付けて試してみた。

外観

液晶脇に磁石をつけると液晶画面が反転する。

とりあえずおよそ光軸を合わせて庭でテスト撮影。絞り込んでいるのと暗い曇り空でストロボを使って撮影。

周辺にフリンジが出ているのでもう少し光軸を合わせる必要がありそうだがとりあえず簡易構成でも追い込めば使えそうな気がしている。

AFで撮影できるので液晶画面もフレーム確認程度しか見ていなかったが、今まで通りMFで距離で合わせたほうが安定するかもしれないと思ったので再度時間を見て2段か3段かも合わせて追い込んでみようと思う。最終的には簡単な魚露目と比べて再検討したい・・・

 


白色LEDストロボ改造記

2021-07-31 14:34:50 | 撮影機材

このところの猛暑と雷雨と感染爆発の状況から外出自粛中で撮影もお休み中。以前から接写用のハイパワー白色LEDを使ったストロボの発光部を2個に増やそうと考えていた。電源のスーパーキャパシターとDC/DCコンバーターを倍にしてやらないとLEDを増やしても光量が増えないので電源の強化を含めて検討。結果、電源のリチウムイオン電池も大容量のものに変え、スーパーキャパシターも手持ちの大型のものを追加した結果、今までの倍くらいの大きさになってしまったが、電池の途中交換の手間もなくなるのでとりあえずこのまま製作した。手持ちケースの関係でこのサイズになったがうまく整理すればもう少し小型にできると思う。後は夜間のピント合わせ用の照明法を付け加えることを検討中。

とりあえず現在の状況。回路は以前アップしたものと同じで、DC/DCコンバーターとスーパーキャパシターを倍に増やしてそれぞれのLEDブロックに供給している。基本的な回路は変更していない。

中のプリント基板は新規追加分はビスで固定したが、以前からの回路の方は現物合わせのミスでコネクタと干渉してしまい止められなかったので、今まで通りマイラーテープで絶縁して中に押し込んである。発光部と電源が倍になったので、光量調整用のボリュームはちょうど良い光量調整範囲になった(発光時間はおよそ実測で5000分の1秒から1000分の1秒)ので発光時間の範囲はこのままとした。

お天気が安定したら近所の散歩を復活予定。

ワクチン2回接種後も感染確率はそれなりにあるということなので接種後2週間は過ぎたが、やはり当面の自粛生活は続けるしかなさそうだ。

 


自作接写用LEDストロボの話

2021-07-16 17:31:08 | 撮影機材

昨日2回目のワクチン接種で家に篭っていたので、今回は先日改造試作した接写用のLEDストロボの話。オリンパスのOMD-EM1,EM5は連写モードで撮影してもストロボ接点が連動してくれるので、接写時であれば光量が少なくても連続発光で使えるので、高輝度のパワー白色LEDを使って以前からストロボとして使っていた。先日5Wタイプでも少し大型のLEDに取り替えて回路も少し改良してみたところ期待通り少し明るくなった。その分接近時は光量オーバーになるので光量も絞れる様に発光パルス幅を絞れる様にした。現状は最大でパルス幅1ms程度で使っていて半分以下に絞ることができる。使ってみてもう少し光量は変えたいと思っている。

回路図は以下。書き換えていないが、実際はLEDは6個並列に接続している。電源は5vではなくDC/DCコンバータでリチウムイオン電池3.7Vから8vに昇圧して使用。電源に耐圧5Vのスーパーキャパシターを直列に接続しているのがミソで、この状態でも光量が発光時間の1msの間ほぼ低下しない様になっている。これが無いとパルス用の大容量の電解コンデンサでも一瞬で減衰する光量変化となる。ただこの直列にして耐圧を稼ぐ使い方は抵抗分流でバランスをとっているだけなので、あくまで自己責任でやるしかないのでご注意ください。実際には充電時にDC/DCの電流がオーバーにならない様に制限抵抗も入れている(回路図では忘れている)。

外観は以下。古いクリップオンストロボを壊してシンクロ接点だけ取り出して樹脂ケースにつけて使用。

発光部。放熱用にアルミのマルチ基板を使っているが、結局半田で固定せず放熱用の接着剤を使ったので、ただのアルミ板で良かった。

ストロボ回路内部。仮組みで絶縁マイラーテープで基板などを保護して押し込んであるまま。次回改造時に固定する予定。

もう少し光量が欲しい時や両側から照射したい時もあるのでLEDブロックをもう1組付けられる様に改造予定。

この場合は電源を強化する必要があるので電池の容量アップと電源系をもう1組ふやす予定だが、ケースを一回り大きくしないと入らないのでこちらも検討中。パルス幅ももう少し広げられる様にもしようかと思っている。やってみると色々改造したくなるので自作だとなかなか完成しないのがいつも大きな問題?これ以外にも途中までのものが実際はゴロゴロしている・・・ということで他の人にはあまりお勧めできない趣味である!


公園から・・100−400ミリズーム

2021-02-11 15:36:16 | 撮影機材

今日は被写体に恵まれず、望遠端400ミリで最短撮影距離付近の画像中心に撮影。

オオイヌノフグリ

ホトケノザ

ナズナ

ネコヤナギ

ボケ

紅梅

ヤマボウシの樹皮に下にいた4ミリほどの甲虫。ナガトビハムシ?

400ミリで2倍デジタルテレコンモードで1脚を使用して撮影。

このサイズではやはりマクロレンズかTG6顕微鏡モードの出番。次回から用意しておこう。