オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

「男女神社」と「清水の滝」のアレ

2013-07-03 23:37:41 | お出かけ・九州

佐賀市、大和町久留間に『男女神社』という変わった名前の神社があります。

ちなみに、読み方は「なんにょじんじゃ」。
看板を見ると「子授・縁結・安産」にご利益がある模様です。

いかにも、「アレ」も存在しそうな雰囲気じゃありませんか?
と、いうわけで、よからぬ期待をしつつ、突撃です。

道の奥のほうに写っている鳥居も、『男女神社』のものですから、この道が参道になるわけですが・・・

なんと、ここから1.3km先、かなり山に登った中腹あたりに、神社はありました。

鳥居にも『男女社』と書いてあります。

田舎の小さな神社ですから、無人なのかと思いきや、平日にもかかわらず、境内には雅楽のテープが流れており、宮司さんも常駐しておられました。
本殿へのお参りもそこそこに、境内をうろつき回って、ようやく見つけたのが

これ。

それらしく見えないことはないんだが・・・・(ーΩー )ウゥーン・・・ちとショボイかな。

痛そうだから、先っちょに五円玉を突き刺すのはやめてっ。(>_<")

神社の由来は、こちらの看板を見てくださいまし。
「祭神が男女二神」と書いてあるから、もしかしたら本殿の中に、そういうモノが祀ってあるのかもしれませんな。

「縁結び」の絵馬は、ハート型をしていました。
意外と、若い女性の参拝客も多いのかもしれません。

 

ちと物足りなかったので(おいおい)、近くの「清水の滝」にも行ってみます。

観光地化していて、佐賀県では有名どころの滝。
この日はやっぱり雨あがりで、水量が多くて迫力ありました。

で、この滝の周辺では、鯉料理が名物になっていて、鯉を食べさせる店が十数軒あるんです。

このノボリは、いかがなものかと思うが・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌

 


で、その中の一軒の駐車場脇にあるのが

これ。
なかなか立派なモノでございましょ?

紅白の綱が、ねじり鉢巻きのようになっているナ。
なんとなく、顔があるようにも見えるのは、篠栗で探し求めていた『彼』のイメージを引きずっているからかしら?

 

 

って、平気でこんなこと口走るあたり・・・・・・・脳みそ腐ってきてるな・・・・(@o@)


カエル寺、『如意輪寺』

2013-07-02 23:07:51 | お出かけ・九州

予定外に時間を喰ってしまったので、篠栗はこのへんで切り上げて、次に向かいます。

着いたのは、同じ福岡県の小郡市にある『如意輪寺』。
その道の人たちには有名な「カエル寺」です。

ちなみに、大きな通り沿いに「カエル寺」と書いた看板がありますが、こちらからだと車は停められないよ。
少し東側に下った住宅街のなかに、駐車場があります。

あ、最初におことわりしておきますが、今回はやたら写真の数が多いので、いつもより小さめなサイズにさせていただきました。 <(_ _)>

駐車場の横には、八重の塔ならぬ「八重のカエル」や、直径が1mもあろうかという、球形のカエル。

近づいてみると、落書きだらけ・・・
と思ったのですが、「空手でゆう勝できますように」とか、まともな事が書いてある。

これ、「お願いかえる」と言って、願い事を書くと叶うのだそうな。(ちなみに石造り)
誰でも書けるように、口の中には、油性マジックが常備してありましたぞ。

駐車場からは、無数のカエル像や駄じゃれ看板が並ぶ路地を抜け

出てきたところは、車のお祓い所になっています。
ここにも、周囲に「お願いかえる」がいっぱい並んでいますな。
もちろん、びっしりとお願い事が書かれています。

こんな場所でお祓い受けたあと、車を走らせていてカエルを轢きでもした日にゃ、まん丸な巨大カエルたちが夢に出てきそうだな。

で、ようやく山門なわけです。
ここからが、お寺の中。(いままでは前振り)

山門の左右に並んだ、阿形と吽形の仁王さまを模したカエル。
こういう石像って、他に需要はないでしょうに、誰がデザインしているのか気になるナ。

カエルの「七福神」なんてのもあります。

このカエルの口の中をくぐると、いい事があるらしいよ。

「抱きつき観音」。
ストレス解消・悩み解消にどうぞ。(^^;)

仏様も、カエルの上に乗っていらっしゃいます。
忍者じゃないんだし・・・・。

こちらは逆に、忍者っぽい黒カエル。

それにしても、様々な姿のカエルがいるもんだ。

(;゜ロ゜)ハッ

これもカエル?

こちらは、本堂のなか。
さすがに、ご本尊はカエルの姿ではありませんでした。(あたりまえじゃっ)

この後、観光バスで数十人の団体様が来られて、この中でご住職の法話を聞かれておりましたよ。


さて、ここまで見ると、全体が雑然としたお寺のようなイメージをお持ちだと思いますが・・・

実際は、よく手入れされた、本当にきれいにしてあるお庭なんです。
ここは「カエル寺」とともに、「花の寺」をウリにしていて、今の時期、菖蒲や蓮の花が飾られていました。
あと、全体にモミジの木が植えてあって、紅葉の季節はまた、綺麗なんだろうな。

寺の裏手、大通りに面したほうにある「人生かえる石塀」。
「人間の一生をカエルで表現した日本で初めての石塀です」との説明がありますが・・・誰も真似しないと思います(^^;)
初めてでもあり、最後かもしれないぞ。

こんな感じで、人間の一生を模したレリーフと説明が

ずらずらずら~っと並んでいます。
表情はコミカルだけど、順番に見ていくと、ちょっとホロっときました。

本堂まで戻りまして、その横にあった「かえる部屋」。
カエルの置物、カエルの形をした実用品、カエルの絵が入ったモノ、手造りの品などが、3つの部屋にギッシリ並んでいます。

ここには、三千点以上が置かれているのだそうです。
・・・って、如意輪寺のパンフレットには、「世界中から5000匹を超えるカエルが大集合」と書かれているから、お庭にあるカエル像は2000匹?
たしかに、そのぐらいありそうだなー。

ちなみに、「かえる部屋」の前では、如意輪寺のオリジナルグッズも販売されておりました。
これまた、たくさんの種類があって・・・商魂もたくましいな。


あと、ここでパンフレット貰って知ったんですが、飯塚のほうに、「子かえる寺」というのもあるみたい。
それに対して、如意輪寺は「親がえる寺」なんだそうです。

今度は、そっちも行ってみたいな。


『一の滝寺』と・・・・

2013-07-01 23:36:38 | お出かけ・九州

いよいよ、本命の「モノ」を探しに、四十番札所『一の滝寺』のほうへ参ります。

『筑前山手駅』のところから曲がり、渓流沿いの細い道を1kmほど行ったところにあるのが、『一の滝寺』。
急斜面に、無理矢理、建物を造っているので、コンクリートのぶっとい基礎が目立ちます。
よくもまぁ、こんな土地に、これだけのものを建てたもんだ。

お寺の名前にもなっている『一の滝』は、想像していたよりずっと立派なものでした。
谷底からの落差は25mぐらいあるんじゃないかな?

滝壷にある鉄ばしごは、滝行をするために、一つ上の段に登るためでしょうね。

狭い場所をフルに使って、様々な石仏が並んでいます。
特に、不動明王さまの数といったら・・・・。

それにしても、ここまで3ヶ所の霊場を見てきましたが、どこに行っても、あきれるほど沢山の石仏や石像が並んでおりました。

この地の石屋さん、さぞかし儲かっているんだろうなぁ。

こちらは、馬頭観音さま。
要所に金のペイントがほどこされていると、なんか高級感がありますな。

 

さて、ここから先が、本題・・・・・だったはずなのです・・・・が

結論から申し上げますと、目的のモノに会えなかったので、まずは元ネタとなった 

『珍寺大道場』さんのページ 

をご覧ください。

ページの一番下にある、青い顔をした『彼』が、「ここ1年ぐらい気になっていたモノ」だったのです。
その独特なフォルム、悪魔をも思わせる表情、たまんないっす。

ところが・・・・。
国道から『一の滝寺』へ至る道のどこかに、『彼』がいる『明王院』があるはずなのですが、探しても探しても見つからない・・・。
まさか、近所の方に「ここらに、青いチンコがあるはずなんですけど、知りませんかぁ」なんて聞くことも、できないじゃありませんか。

途方に暮れつつも、ようやく、近くの公民館に住居表示案内板があるのを発見します。
場所を確認して戻ってみると・・・・

どうやら、ここだった・・・・みたいです・・・・(>_<)

実は、このあたり、2009年の豪雨で土石流が発生し、『一の滝寺』も含めて、大変な災害をうけられたのだそうです。
それから4年経った今でも、道の脇に、土砂やがれきが山積みになっている場所が、いくつもありました。
おそらくは、『明王院』さんの被害も、相当なものだったのでしょう。

ここにあった石仏さん達が、流されてしまったのか、それとも集団移転されたのかはわかりません。
もしかしたら、土砂の下に埋もれたままになっているのかもしれません。

何年後か、あるいは何十年後か、はたまた何百年後か・・・・・。
土砂の中から発掘される『彼』。
掘り起こした人は、あまりに奇抜なその姿を見て、腰を抜かすであろうな。

そう考えると、地中に埋まっていると想像するほうが、ロマンがあり・・・

いやいや、何を言っているんだ。ワタシは。


と、とにかく・・・んと・・・


『彼』の行く末に幸あれっ!