オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

ハッチョウトンボの池

2013-07-22 20:22:18 | お出かけ・山口北部

ハッチョウトンボがいる池にやってきました。

ハッチョウトンボは、体長20mm前後の、日本一小さなトンボ。
多くの県で、絶滅危惧種に指定されている、貴重な種類です。

どのぐらい小さいかというと、一円玉で完全に隠れるぐらいの大きさ。
望遠レンズで思いっきり拡大して撮ると、普通のトンボに見えますが・・・

比較のため、トンボが逃げた後で、同じ穂先に100円玉を近づけて、同じ倍率、同じ距離で撮ってみました。

100円玉、でかっ!!

・・・・じゃなくて、トンボが小さいんです(笑)

真っ赤な色をしているのは、成熟したオス。
未成熟なのは、橙色をしています。

こちらはメス。
ただでさえ小さいのに、地味な色なので、見つけるのが大変です。

ここには、見えた範囲内だけでも30匹ぐらい確認できました。
山口県にも、こんなに沢山、ハッチョウトンボいたんだなぁ。

このトンボ、人がかなり近づいても、あまり逃げません。
それゆえ、接写が可能なのですが・・・
逆に、小さいので、人が気づかずに、踏みつぶしちゃったりするんだそうです。
生息環境も含めて、大事に見守っていきたいですね。


ついでに、この地で見かけた、その他のトンボも。

これは、ミヤマアカネ。
これも、ハッチョウトンボと同じく、成熟すると真っ赤になるのですが、これはまだ、未成熟な個体ですね。

サナエトンボの仲間は、種類がたくさんあって、素人のワタシには判断が難しいんだけど、たぶん、オナガサナエだと思います。

モノサシトンボ。
イトトンボの仲間は、他にもたくさん見ました。

別に昆虫にハマっているわけではないんだけど、見た事がないトンボを見つけると、なんか嬉しいですね。
家からはちょっと遠いけど、また、時間がある時に、行ってみよっと。