オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
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権現の瀧(山口市嘉川)

2013-10-05 21:53:55 | 山口県の滝

国土地理院の地図閲覧サービス「ウォッちず」を見ていたら、知らない所に滝マークが載っているのに気が付きました。

場所は、山口市嘉川の西本郷地区。
宇部市と山口市の境あたりにある山、平原岳の南東方向へ約1.8km。
「出葉」という集落から流れ出す、河内川という川に、マークがついています。

ネットでどんなに検索しても、該当するものにあたらないので、この目で確認するしかないだろうと思い、現地に行ってまいりました。

JR宇部線の「上嘉川駅」近く、嘉川小学校の付近から山のほうへ向かい、細い道を約3km。

道端に、こんな標柱があるのを発見します。

ほほぅ。
『権現の瀧』という名前のようだな。
(ちなみに、小郡上郷にも同じ名前の滝がありますが、これは別物です)

後で調べたのですが、この標柱は、「嘉川地域づくり協議会」が平成22年度より、地区の埋もれた文化財を発掘して、立てているものだそうです。

地図で見るかぎりは、滝はもうちょっと上流側のはずなんだけど、ここに入口でもあるのかな?
とりあえず、道も狭く車を停める場所もないので、一旦ここはスルー。

さらに車を進めると、左手の道の下に

鳥居を発見。
地図で見た滝マークの位置と合致するし、ここに間違いないだろっ!

しかし、ここも車を停めれるような所がないのです。
結果から言うと、さっきの標柱のところから100mほど先、道が左にカーブしているところに、かろうじて一台分ぐらいのスペースがあって、そこに車を停めるしかないだろうな。
ここから先は舗装もきれて、未舗装の道を延々と進まないと、車の向きを変える場所もありません。

ようやく戻ってきて、カーブのところに車を停め、まずは鳥居のところを目指しました。

すぐ次の右カーブのところに、丸い石があって、ここから谷に下りていきます。

これが、滝の上の全景。
赤瓦のお堂の右横が、滝の落ち口です。
川の対岸に道があるようなので、そっちに行ってみましょう。

むぅ・・・。
滝そのものの姿が、よく見えない・・・。

藪越しに写真は撮ってみたものの、何がなんかわからんな。
落差10mほどの、形のいい直瀑のようではあるんだが・・・。

滝の前に出られないものか・・・と、さらに進むも、この道は細い用水路の管理のためのものらしく、どんどん違う方向へ行ってしまう。
下に降りれそうな場所も見つからず、お堂のところまで戻ってきます。

お堂の裏手の崖からはどうだろ?
と、探ってみるものの、踏み跡は残っていない。

やっぱり、最初の標柱のところしかないだろなぁ。
と考えて、車道まで上がり、てくてく歩いて標柱まで戻ってきましたが・・・。

荒れ果てた棚田跡を、ヤブ漕ぎしながら近づくしかないみたい・・・・。
写真中央あたりが、滝が落ちている場所です。
足元もよく見えないし、せめてマムシの危険がない季節でないと、怖いなぁ。

標柱のところから、滝の上のほうが、ちょっとだけ見えました。
つまりは、滝まで道はないから、ここから遠目に眺めろということか?

立派そうな滝だけに、前まで行けないのは悔しいのぉ・・・。

望遠レンズで、できる限りアップにしてみました。
手前の竹ヤブさえなければ、全体像が見えそうなんですが・・・・。

せっかく新しい滝を見つけたのに、中途半端なレポで申し訳ないです。


滝へ至る道は、新山口駅前からだと、旧国道2号線(県道355号線)を下関方面に約3km。
嘉川小学校の近くに、『明正寺』というお寺がありますので、このすぐ先の細い道へ右折します。
あとは、道なりに山のほうへ、約3km進むと・・・。
道が大きな家に突き当たり、家を避けるように右側から回り込むようになっています。(犬が吠えます)
そのすぐ先にまず、「出葉平家落人の里」という標柱があり、さらにその50mぐらい先に、滝の標柱が立っています。


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