オ気楽ナ・・・毎日

休日のドライブや旅先で見つけたモノを紹介しています。
主に、山口県内。たいして珍しいものはないかも・・・

周南市、峰畑地区へ

2013-08-04 00:28:52 | お出かけ・山口東部

暑さを避けて、山のほうへ気まぐれドライブをしてきました。

周南市の須金地区で、国道に標識が出ている枝道が気になったので、少し冒険してみることにします。

看板が出ているところで、鋭角に右折します。
真っ直ぐ方向にも道があったんだけど、車が通った頻度が少なそうなので、今回はパス。

山肌につけられた、急傾斜の道をどんどん上っていく。

はるか下のほうに国道が見えますが、実はこの時点で、まだ半分も登っていませんでした。

道はだんだん狭くなっていくものの、車が通った形跡は濃いので、さらに突入。

下に見える国道が、わかりますかね?
凄い高度になってきました。

この緩いカーブを抜けると・・・・

突然、小さな集落が現れたんです。
この先まで車を入れるのは不安なので、防火水槽の横に車を停めて、少し歩いてみます。

集落は、4~5軒の家があるだけの、とっても小さなもの。
テレビの音が聞こえてきましたから、人も住んでいらっしゃるのは間違いなさそう。
後で地図で調べたら、標高は400mをこえる、山の肩の部分に張り付くように存在しているみたいです。
小さな畑などもあるのですが・・・・

奥のほうに、ちょっと変わった建物も。

近づいてみると、なんか、学校っぽい。
こんな4~5軒しかない集落に、学校?

これも、調べてみたら、周南市立須磨小学校の峰畑分校でした。
昭和59年に休校となり、現在も、廃校にはなってないようです。
手前の池には山水が引いてあるのか、コンコンと水が湧き出ていました。
あらかじめ知っていれば、もうちょっと写真も撮ったのですが、万が一、人が住んでいらっしゃる建物ならまずいし・・・と思って、逃げるように帰ってきちゃった。
味のある建物だし、惜しいことをしたなぁ。

小さな校庭?の横にあった、エノキの大木。
根元に「徳山百樹」という看板が立っていました。

下界とは隔絶された、時の流れが止まったような場所。
昭和の時代にタイムスリップしたような感覚になりました。
山口県にも、こんなところがあったんだなぁ・・・・。