時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

地面近くの目線の先には。

2017-05-09 | essay

春過ぎて、夏のような陽射しの園庭。
ほんのちょっと前まで寒々しかった木々にはみるみる若葉が繁り
小さな実を付け始めている。
子どもたちの目線の先には、アリやダンゴムシ、何かの幼虫などちいさなちいさな生き物たち。

男の子が数人、切り株を囲んでやんややんや。
何してるのかなと覗いてみれば、小さな草についたアブラムシを見つけて遊んでる。
老眼の始まったわたしの眼には、よ~く見ないと見えないような小さな小さな若草色のアブラムシ。
こんなにキレイな色してたっけねえ?

小さなイキモノたちが展開する世界。目線が低いとその世界により近いのよねえ。

自分もかつては虫ズキ少女だったので虫はオッケー!  (・・・室内に出現するヤツは怖いです)

虫好きコドモたちのたのしい季節の到来です。


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