「The Blues Brothers」 監督ジョン・ランディス 1981年公開
痛快ハチャメチャコメディなんだけれど、
音楽と彼らの生き様が最高にカッコいい。
ダン・エイクロイド扮する ELWOOD と
ジョン・ベルーシの JAKE の絶妙コンビにすっかり魅せられて、
公開当時、高校生だったわたしは、何度映画館に足を運んだことか!
周りの友達がみんな、ジャニーズの誰やら、チェッカーズやらに熱をあげる中、
わたしは学生カバンにホワイトマーカーで、ブルースブラザーズの
イラストを描いていたっけ。
(当時、革カバンをペチャンコに潰して落書きするのがなぜか流行)
ロードショーが終わってしまった後も、ぴあをチェックしては、
一都三県なら、どこへでもひとりで観に行った。
スクリーンに足を運んだ回数は、もちろん断トツ一位。
全編通してR&Bの名曲がジャンジャン流れ、
大御所のスゴイ顔ぶれが、随所にひょっこり現れる。
アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、ジェームス・ブラウン、
キャブ・キャロウェイ etc.etc.
若きスピルバーグもちょい役で出演!
みんなで楽しんで作った映画って感じが伝わってくる。
ジョン・ベルーシはこの映画の数年後、麻薬で亡くなってしまった。
つくづく、惜しいひとを亡くしたものだ。。。
後に、ブルースのアマチュアバンドをしている友達に誘われて、
「ブルース・ブラザーズ・バンド」の来日公演も聴きに行ってみたけれど、
あのコンビはもちろん居らず、なんだかちょっと寂しいライブだった。
ELWOODとJAKEのでこぼこコンビの生歌を聴いてみたかったなあ。
レコードやCDもお薦め!もともとコメディアンだった彼ら。
ひとを楽しくさせてくれる音楽だ。
この映画、今見ても本当に面白くてクール!
ちっとも色褪せていない。
いいものは時が経っても変わらないのね。
いまや、中二の息子もお気に入りの一本!