SF映画はほどんど観ないし、
アクションやパニックもの、CGだらけのものからも
すっかり遠ざかっているので、「ゼロ・グラビティ」のTVCMを目にしても
全然観たいと思わなかったのだが。
同じく映画好きの長男がレンタルしてきたDVD。
返却までまだ日があるので、一応観とこか~・・・と
真夜中のおひとりさま上映会。
なあるほど~~映像がすごいわあ。
まるで全篇宇宙ロケか?ってほどリアル。
この映画は、スクリーンで観なきゃね。
見どころは「映像」なんだもん。
ストーリー重視の映画好きとしては
まったくモノ足らんのだけれど
ドキュメンタリー感覚でスクリーンで観るといいかも。
宇宙は美しいけれど
寒くて暗くて静か・・・。観ているだけでなんだか息苦しいわ。
吹き飛ばされて、ひとり宇宙に漂うシーンを観ていたら・・・。
ドレミファブックのレコードで
小さかったわたしの中に刷り込まれているお話「うちゅうせんペペペペラン」のロンを
思いだしてしまった。。。
ひとりぼっちで宇宙船の修繕をしていた弱虫ロン。
突然動き出した宇宙船に置いてきぼりになったかわいそうなロン。
宇宙に放りだされたあとの、ロンの運命やいかに。
ジョージ・クルーニーみたいに
どこまでもどこまでも流されて宇宙のチリのひとつとなったか、
もしくは、サンドラ・ブロックのように、運よく地球に帰還できたかもしれない!?
いやいや、これは「映画」なんだけれどね。
あの物語も、「物語」なんだけれどね。
小さい頃、とても怖かった謎めいた白ひげのおじいさんは
本物のロンだった、って可能性を
わたしに知らせてくれた映画「ゼロ・グラビティ」。
ある意味、観てよかった。
それにしても!
サンドラ・ブロックの無駄のない健康美ボディは圧巻。
見惚れてしまった~。
いったい幾つ?って調べたら
なんと50歳!うつくしすぎる。見習いたい~。