少女のころ、雑誌の占いかなにかで、
「夢にすきなひとが現れたら、
それはそのひともあなたを想ってくれているということです」
というくだりを読んで、ささやかに勝手にシアワセになっていたものだ。
本当のところは、今でももちろん解らない。
けれど、大抵は自分自身が気にかかっているひとが
夢に現れることが多いものだ。
それでも、時に、うわあ、どうしてこのひとの夢??
って思うひとが夢に現れることもある。
そういう時には、やっぱりちょっと気になって、
なにかあったのかな?
わたしに何かできることがあるのではないかな?
なあんて お節介なことを思ってみたりする。
連絡のできるひとなら
「夢に出てきたよ~げんき?」って、メールをするのが常だ。
先日、夢をみたわけではなく、ふと 元気かな って思って
久しぶりにメールをしてみたともだちにまで
「また夢にみた?」って言われてしまった。
しかし、アドレスもわからないような懐かしいひとの夢をみると
しばらく気にかかってしまう。
そんなひととは、きっと近いうちにどこかで接点を持てるような気がしている。
そう思っていると、本当に逢えたりするものだ。
ひととひと。目にはみえない ココロの回線で
呼んだり呼ばれたり。
電磁波だって目にはみえないもんね。
別次元の、そういうココロの回線って、きっとあるに違いない。
って思ってみると、ちょっとおもしろい。