時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

Favorite Place

2012-08-25 | essay



わたしたちのすきな場所。
こころがすっかり解されて、新しくなれる場所。 

 

時計を見ないで過ごす一日。
ニンゲンも、こんなふうに自然と歩調を合わせて同化して過ごす時間が実はもっと必要なんじゃないかなって思う。
わたしたちだって、本当はこの石や魚と同じ、自然の一部なのだから。
なあんて思うわたしは、野人???

 

子どもたちも成長すると、一緒に遊ぶってことも少なくなり、家では兄妹ゲンカばかり。
それでもここへ来ると、なぜか仲良く穏やかに協力しあえるんだなあ。
(家でもこうであってほしいんだけどな)

わたしたち、街ではなく、こうした自然のある場所での暮らしの方が
あるべき本当の姿なのかもしれない。。。ってこの頃とみにそう思う。
ないものねだりなだけかな。

 河童みたいな、正に水を得た魚状態の次男13歳。

  

小さい頃から毎夏一度は訪れるこの場所。
三人で魚を見つけては追い込んで捕まえたり、
小さなカニを探したり、ただ流れに浮かんで遊んだり。

ここは、わたしたちにとって、こころのエネルギー補給の聖地なんだな。なんだかからだもこころもすっきり。

長男、16歳。いつの間にか、バーベキューの準備も、安定した炭火起こしも慣れたもので
ひとりでさっさとやってくれる。
父親が木陰で何時間も昼寝をしていられるほどに、長男も頼もしく成長したということね。

わたしはというと、長男の焼いてくれたおいしいエビを食べながら、
清流にこころを洗われ、たおやかな時間にまったりと身を委ねているのでした~。
ああ、至福~。灼熱の街へ戻りたくな~い!

  トンボが初めて指にとまって、うれしそうなムスメ。

楽しい川遊び。。。
とはいっても、子どもも成長すると、全員の予定を一致させるのはなかなか難しいもの。
この夜、外せない会合のある夫と、登校日までの提出物の終わらない長男は日帰り。
今回はテントは諦めて、わたしと次男、末娘の3人は、秩父の町の「農園ホテル」に落としてもらって一泊。
翌日は電車で帰宅という、ばらばら作戦での夏の家族旅行となりました。

  ホテルの食堂からの夏の夕陽。。。きれいでした。



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