時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

空の上の宇宙をおもう日。

2012-05-22 | essay

                      


金環日食、感動的でしたね。

日本中どれだけたくさんのヒトが同時に空を見上げていたのだろう・・・と思うと、ちょっとオモシロイ。

こういう、自然現象が起きるといつも思うのは。。。
今でこそ、こうして事前に知ることができるけれど、昔の人々はどんなにか驚いただろうなあ、ということ。
訳の解らない恐怖さえ感じたことでしょうね。

太陽を月が隠す・・・ この壮大なスケールの出来事をこうして地球の上に立って見上げるわたしたち・・・

おもしろい。
改めて、空の上には宇宙があるんだよな~。なんて思う。
見えなくてもおおきなおおきな宇宙の中の一点に立つわたしたち。

わたしたちが見ていたのは、道路脇の歩道。うちからは高層マンションの影になってしまうから。

道端にいると、まさに今、金環の瞬間なのに、普通に通勤途中なひとたちってのも、もちろんいらっしゃるわけで。
たまたま目が合った人には、手招きして、今です!よかったら!とレンズをお貸しして観てもらった。
一瞬のスペクタクルに、みなさん大きく笑顔になる。よかったなあ。 

あまりに夢中で見上げてばかりいて、木漏れ日の影を見るのを忘れてた~。
あのふしぎなたくさんの丸い影を自分の目で見たかったものだな~。




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