あの日から七年。
親友だったアノ子の命日に
アノ子の娘と息子、二人の子らとお墓参りへ。
まだ子どもだったあのこらも
もう25と22。もう立派な大人だ。
来年はいよいよ社会人。。
こうして揃って一緒にお参りに行って、一緒にご飯を食べて一緒に笑って他愛のない話をする平日の命日は、暫くないんだな、と気づいた。
夕焼け前のきれいな空を見上げて歩くひとりの帰り道。
電話線が無くても電話が繋がる時代。。。
空に昇っちゃったひととも
話ができるようにそろそろなってもいいんじゃないか、なんて思う。
こんなにいい子たちに育ってるから、心配しなくていいよ。
こころで空のアノ子に話しかける。
返事はないけど
大丈夫、私もあんまり泣かなくなったよ。
いつかあえるとわかってるから。