時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

磨くもの。

2012-08-17 | 展覧会・アート のこと



銀座にはたくさんたくさん小さなギャラリーがある。

子どもたちが長いことお世話になっている絵画教室のOBのおひとり、
子どもたちには大先輩のF氏のグループ展を観にいってきた。

木材のアート。結構すきだなあ。アートの道は険しいでしょうけれど、頑張ってほしいなあ。

  

ほっこりと気持ちのいい、陽だまりのあの教室で得たものも、ちゃあんと作品に沁みこんでいるのでしょう。。。

ずっと以前、長男が幼稚園か低学年くらいの頃、
絵画教室の片隅で熱心にもくもくとデッサンをする姿を時々お見かけした。

当時はまだ中学生か高校生の「大きいおにいさん」だったなあ。
ちゃんと意志を持ち続けて、たいせつに磨き上げていくって・・・すばらしいことだ。

近頃、夏だというのにインドア派過ぎる次男も一緒に連れ出した。
絵はさっぱり描かなくなってしまったけれどね。

銀座へは、うちから電車で一時間弱。
なんでも面倒くさがる中2男子を連れ出すには、食欲に働きかけるに限る。


先日から「焼肉食いてえ。たらふく食いてえ~」と呻いていた次男。
よっしゃ、ギャラリーの後は焼肉だ! と言うと、ほいほいついて来る。
反抗期でも、そういう部分はまだかわいい。
彼を動かしたのは焼肉でもいいんだ~。。。
今の彼には、現実世界で、動いている時間を体感することが必要!

そんな食欲第一の彼でも、先輩の現代アートに 不思議そうに無言で にじり寄っておりました。

うちの、ムズカシイ次男坊。。。彼がこの先、磨き上げていくものってどんなものなんだろう。

今はまだなんにも見えなくても、きっとちゃんと見えてくるよ。
13歳。大人から見れば、無限の可能性に満ちている年齢だものね。


アートの世界。
子どもの頃から、触れないよりは触れたほうがいろんな幅が拡がる気がする。
もちろん、解っても解らなくても構わないんだよ。
自分なりに何かを感じるってことが大事なのだから。 


   






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