時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

しあわせの照り返し

2019-03-21 | essay


親友のアノ子が亡くなって
今年で8年。。。

アノ子のふたりの子どもたち。気持ちの上では母代わり。距離感的にはなかよしの姪っ子、甥っ子というところ。

息子モドキYくんの就職のお祝いを兼ねて久しぶりに待ち合わせてランチ。
今回はカノジョも一緒。
前に一度ちょっとだけ会った時も今回も、とても感じのいいかわいい女性で、おばちゃんとしては大変悦ばしいばかりである。

ともに大学卒業、就職のふたり。これから新しい世界に飛び込む彼らに、
ささやかだけど実用的なハンカチと、わたしのおすすめ本「アルケミスト」と「長い旅の途上」をプレゼント。

カノジョは「アルケミスト」をしばらく前から気になっていたというから、やっぱりこの本は、ある日ぽとんと手の中にやってくる本なのね、とまたまた実感。

仲の良い若いカップルと一緒にいると、こちらまで一気に若返るわぁ。
しあわせの照り返し、存分に浴びてきました。


アノ子の子どもたちに会う時はいつも、
ココロの中でアノ子に話しかける。
「これから会うよ!何か伝えることある??」

返事はないのだけれどね。

それでも、知らぬ間にアノ子のメッセージをわたしの口が喋っていないとも限らない。かも?

ここに居なくても、幸せを祈ってることだけは確かだから、わたしも力一杯彼らの幸せを祈ります。






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