時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

驚きと脳細胞

2012-12-20 | essay



見慣れたものが急に新鮮に見えたり、
思い込んでいたことが、ただの思い込みだったことに気付いたりすることが時にある。

そんな時、きっと脳内ではあちこちに電気が走って脳細胞が刺激されているのでしょうね~。

この前、とても驚いたことがあった。
もう長年、うちの店の前の通りの向こうを歩いてゆくのをお見かけしていた中年男性。
どこの人かも知らないけれど、本当によく見かける人ってのはいるもので。
日本人なのに非常に鼻が高いのが特徴的な人。
(いつも歩いて行く横顔しか見えないので特にそう思うのか?)
しかもなんとなく見かけるたびに微妙に印象が違い、
年齢不詳な人だね~、と夫と話していたら・・・。


先日、駅前でその人を見た。別の場所で見かけるのは初めてのこと。
すると!え????
後ろにそっくり同じ顔の人がもうひとり!仲良さげにおしゃべりしてる!

あ~驚いた。
わたしが長年見かけていた人は、同じ一人の人ではなく、二人だったんだ~!
ならば微妙に印象が違って当たり前だ。
双子というより、ご兄弟という感じだったから年齢不詳に見えても当然よね。
名も知らぬその人たちを、思わずじ~っと目で追ってしまったよ~。

それだけの事といえば、それだけのことなんだけれどね。
わたしには、この長年の思い込みを瞬時に塗り替えられたスゴイ不思議体験だったのでした~。

その時のわたしの脳をスケルトンにして観察したら
きっとクリスマスライトくらい点滅して光っていたことでしょう~。








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