ドレミファブック:「ゆりかごのうた」
子守唄の中で、この唄が一番すき。
ちいさい頃、ひとりレコードをかけてこの歌をうっとり聴いていたものだ。。。
長男が生まれるときに、母にリクエストしてお祝に買ってもらったものは
天井から吊るす「ゆりかごのうた」のオルゴールメリー。
赤ちゃん、とくれば、やっぱこれでしょ。
どっぷり昭和レトロな風合いのメリー。
紐のスイッチを引っぱると、ピンクや緑や水色のペラペラの短冊やら
玉串状のものやらが遠心力で広がってくるくる回るやつ。
もっと昔はセルロイドだったのでしょうね。
あのユメのような色合い、なんだかとてもすきなのだ。
(自分が欲しいだけだったのかも~)
今じゃあ、あんなレトロなのはもう見かけないけれど、
現在高三の長男が生まれた17年前には
デパートの新生児用品売り場でもまだ買えたのだ。
母は、わたしの願い通りに、曲は「ゆりかごのうた」、
そして電子音の音色がすきではないわたしの為に、本物のオルゴールの鳴るタイプを
探し出してくれて、大阪の老舗デパートから届けてくれた。
お蔭で、うちの三兄妹みな、くるくる回る昭和なメリーと
ゆりかごのうたのオルゴールの音色に包まれてすやすやと眠っていたものだ。
わたしが子守唄を歌って寝かせる時にも、まず「ゆりかごのうた」
続いて、「ねんねこしゃっしゃりま~せ~」の唄。(題名知らないままだ。)
「赤い鳥ことり」も、皆すきだったよね。
あかんあかん。
何故か、懐かしき赤ちゃん時代振り返りモードに突入しちゃってる。
夏も終わり・・・長男、次男ともに、自分の道を択びとりつつ前進していく時期。
母親がノスタルジックになって思ひ出に浸っておる場合とはちゃいますな。
でもあのメリー、確か屋根裏にしまったはず。
オルゴールだけ出してきて、寝てる耳元で聴かせたろか~!
やさしい音色に、トゲトゲ反抗期も和らいで、まっさらなこころに戻れるかな。