おともだちに「偶然の装丁家」を薦められて読んでから
すっかり 矢萩多聞さんの文章のとりこに。
この「たもんのインドだもん」も、ミシマ社さんのネットコラムで読んではいたのだけれど
多門さんの文章はやっぱり紙でゆっくり読みたい。
お正月休みに思い出して、ジュンク堂に寄って手に入れました。
本が見つけられなくて、店員さんに
矢萩多聞さんの「だってインドだもん」という本なのですが と訊ねると
・・・「たもんのインドだもん」ではありませんか? と店員さん。
えへへ そうでした。赤面。
あらまあ。直筆サイン&イラスト入り!わーい。
多聞さんの、ゆ~るいのにがっつり芯のある文章に
久しぶりにまったりと浸る。
ふしぎなことに、インドの熱風を感じる。
文章からインドの空気がたちのぼってくる~。(行ったことないけど~)
ひととひとの濃い密着感、目にみえるようなこころのつながりに、胸があつくなってくる。
たもんさんの文章ってなんていうかこう・・・
とてもおいしい湧き水を飲んでいるような気持ちになるんだなあ。
からだ丸ごとに良い文章っていうのかなあ。
「たもんのインドだもん」2016年 ミシマ社発行
インドに興味のある人にも、ない人にも♪