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たいせつなもの。すきなこと。

「たもんのインドだもん」矢萩多聞著

2017-01-10 | 本 のこと

おともだちに「偶然の装丁家」を薦められて読んでから
すっかり 矢萩多聞さんの文章のとりこに。

この「たもんのインドだもん」も、ミシマ社さんのネットコラムで読んではいたのだけれど
多門さんの文章はやっぱり紙でゆっくり読みたい。

お正月休みに思い出して、ジュンク堂に寄って手に入れました。
本が見つけられなくて、店員さんに
矢萩多聞さんの「だってインドだもん」という本なのですが と訊ねると
・・・「たもんのインドだもん」ではありませんか? と店員さん。
えへへ そうでした。赤面。

あらまあ。直筆サイン&イラスト入り!わーい。

多聞さんの、ゆ~るいのにがっつり芯のある文章に
久しぶりにまったりと浸る。
ふしぎなことに、インドの熱風を感じる。
文章からインドの空気がたちのぼってくる~。(行ったことないけど~)
ひととひとの濃い密着感、目にみえるようなこころのつながりに、胸があつくなってくる。

たもんさんの文章ってなんていうかこう・・・
とてもおいしい湧き水を飲んでいるような気持ちになるんだなあ。
からだ丸ごとに良い文章っていうのかなあ。

「たもんのインドだもん」2016年 ミシマ社発行
インドに興味のある人にも、ない人にも♪ 

 


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