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四国八十八箇所霊場・第八十五番札所『八栗寺』

2020年01月26日 20時29分07秒 | 四国88箇所霊場

 

       

 

 

 『八栗寺』(やくりじ)は、香川県高松市牟礼町牟礼字八栗にある真言宗大覚寺派の寺院で四国八十八箇所霊場の第八十五番目の札所で本尊は聖観音像。

 

 八栗寺は、四国八十五番霊場と共に、歓喜天霊場として知られ、木食以空が東福門院から賜った伝・弘法大師作の歓喜天が祀られていて「八栗の聖天さん」と呼ばれている。

 

 寺伝に寄れば空海(弘法大師)が此処で虚空蔵求聞持法を修めた際、五本の剣が天から降り蔵王権現が現れて、此の地が霊地である事を告げた。空海は降って来た剣を中獄に埋め、岩盤に丈六の大日如来の像を刻んで山の鎮護とし五剣山と名付け天長6年(829年)に開基したと云う。

 

 五剣山頂上は眺望が良く八つの国が見えたので「八国寺」ともいわれた。唐から帰朝後、空海は再訪し唐に渡る前に入唐求法の前効を試みる為に、植えて置いた焼き栗八つが皆成長し繁殖して居るのを見て八国寺を「八栗寺」に改めた。

 

 八栗寺は天正の兵火で全焼したが、文禄年中(1539年~1596年)に無辺上人が本堂を再建した。更に寛永19年(1642年)に高松藩主・松平頼重が現在の本堂を再建して、聖観音を本尊ととし観自在院と称する様に成った。

 

 棟礼に寄ると二天文と本堂は三代藩主・松平頼豊が宝永6年(1709年)に再建とあるが、此れは宝永3年(1706年)五剣山の内、東峰が崩壊する大地震が影響して居ると思われる。

 

 八栗さんは「商売繁盛の御利益」でも有名で我が家も小さい商売をして居た関係で私が20代の頃は両親のお参りの運転手として何回か訪れた場所で今回は40年振り位に訪れたが其の頃の記憶は余り無く、初めてお参りした感じ・・・・ただ下の駐車場から山に上がる「八栗ケーブル」は可也古びれて居たが当時、其の侭の状態で懐かしかった。

 

 

       

    



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