黄昏叔父さんの独り言

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四国八十八箇所霊場・第八十八番札所『大窪寺』

2020年01月29日 22時21分44秒 | 四国88箇所霊場

 

        

 

 

 『大窪寺』(おおくぼじ)は、香川県さぬき市多和兼割にある寺院で医王山(いおうざん)遍照光院(へんじょうこういん)大窪寺と号し、本尊は薬師如来、宗派は真言宗大覚寺派である。

 

 寺伝に寄れば、奈良時代の養老年間(717年~724年)に行基が此の地を訪れたとき悪夢を感得し草庵を建て修行したのが開基とされ、弘仁年間(810年~823年)に唐から帰朝した空海(弘法大師)が現在の奥の院にある岩窟で虚空蔵求聞持法を修し、谷間の窪地に堂宇を建て等身大の薬師如来坐像を刻んで安置し、また中国で教えを受けた栄果和尚(アジャリ)から授かった三国伝来の錫杖を納めて、窪地に因み「大窪寺」と名付けたとされて居る。

 

 其の後の、真済僧正が住職の頃、寺領百町四方を結界とし大きく隆盛し、又、女人の参詣を許して観請を授けたので女人高野として栄えた。そして、天正の兵火や明治33年の大火で苦難を受けた時もあるが結願霊場としての法灯を守り現在に至っている。

 

 昨年の正月明けに私達の事では無く、「私達の二人の子供達や孫達の今後の幸せと健康を願う」事を思い、私が急に思い立って始めた四国八十八箇所霊場の巡礼の旅も、年の暮れの12月25日の午後に第八十八番札所の大窪寺で漸く結願した。香川県から直接、発願の地、四国霊場・第一番札所の「霊山寺」に再び立ち寄り納経を済ませ、後は真言宗本山の高野山に出向き納経を終えるのみだが、高野山の冬場は大変なので雪が無く成る此の春に出掛ける予定にして居る。

 

 

         



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